突然、救急車で病院へ!

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

今日はまとまった時間が取れたので、家内と一緒に実家の両親を訪ねてきました。

偶然なのか、必然というべきか、ちょっとした「事件」に遭遇。

米寿の父は軽い認知症ではあるものの、日常生活は全く問題ありません。

80代半ばの母と二人暮らしなので、「二人で半人前」ではあるものの、無理せずそれなりに仲良くやっています。

今年は結婚60年の節目。しかしコロナ下で我々子供たちはお祝いもしてあげられない。

そんな想いで、たまには元気な顔を見ようと長男の私は時間を見つけて実家へ訪問することにしているのです。

そんな今日、家内も含めた4人分のお弁当を食べようと準備していたところ、隣の母から何か用事を頼まれた父は、台所のテーブルから立ち上がり、くるっと体を回したところで、どすんと尻もち。

そのまま仰向けに倒れたところ、頭の後ろのガラス戸に頭を打ちつけてしまい、割れた飛び散ったガラスの破片で頭部にけが。顔が血まみれ.....

ということで、タイトルのような事態、即ち

救急車で病院へ。

何針か縫うことになってしまいましたが、けが自体は深くなく軽傷。時間が解決すること。しかし、年寄りだけの生活は危険が一杯であると再認識しました。

実家の両親の今後の対応が、早急の課題と痛感しました。

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

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「親業」とは?(再考)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

先日、6月25日のこの場で「親業」のことに少し触れました。

例えば、その定義は「親業訓練協会」の定義をお借りすると

「親と子の心の架け橋を作るコミュニケーション」

アメリカの臨床心理学者トマス・ゴードンが、発達心理学や臨床心理学などの行動科学に基づいて考案した、とのことです。

一方、親業をコミュニケーションの分野に限定せず、もう少し幅広く捉えることも可能だと思います。

私の個人的な感覚としては、「親業」には次のような観点・切り口があると良いかな、と感じます。

1.人間としてあり方
2.親の果たす役割
3.子供という存在の理解
4.子供との接し方(コミュニケーションも含む)

そして家族内、特に親と子供とのコンフリクトに遭遇するたびに「親って何だろう?」とか「親業とは?」という疑問が頭の中をグルグルします。

「子供とって親とは?」

「親にとって子供とは?」

今日はいくつか、気が付いた点を列挙するに留めます。

何故なら「親という役割」を担ってきてから30年くらいになりますが、私自身未だに、どうあるべきか?が分からないでいるからです。

因みに、表現として適切かどうかは横に置いて、「子供と言う役割(?)」を担ってから、58年になります。

そこで、自分が両親の「子供」であるという立場で見えること、そして逆に、自分が自分の子供の「親」であるという立場で見えること。この双方の視点から考えてみます。


(1)親としての視点

- 親は子供がいるから「親」になる

- 親は家庭内では絶大なパワーを持っている

- 親は子供を自立させる責任がある

- 親は親という役割を持ちつつも、基本的に一人の人間である

- 親は通常は子供より先に人生を終えるものである

- 親は自分の子供が一番可愛いし、何かの期待を持っている

- 親は子育てに関わる喜びと労苦を子供と分かち合いたい

- 親は子供から「産んでくれて、育ててくれてありがとう」と言われたい?


(2)子供としての視点

- 子供は親を選べない

- 子供はいずれは巣立って、親になっていくだろうものである

- 子供は自分の親を冷静に公平に判断・評価出来ない(他の家庭の親と比較できない)

- 子供は親に可愛がられたいと思っている

- 子供は成長するにつれて、自我の芽生え、親に対して健全?な批判を持つもの

- 子供にとって親は一つの参考・リファレンスである

- 子供は産んでくれた親に対して、感謝の気持ちを持つ?


頭の中にグルグル回る考えや疑問を、取り敢えず吐き出してみました。しかし、残念ながら全くすっきりはしていません。

一点、今気が付いたのは、

「子供として親から育てられた過程や経験が、今度は自分が親となった時に、何らかの影響、作用があるのではないか?」

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

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落語に学ぶ「リーダーシップ」(第七話、最終話)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

落語に学ぶリーダーシップ、今日は第七話、最終回です。

これまで数話に渡って、落語の魅力や落語に見出せる「リーダーシップ」を記してきました。今日は、簡単に全体を振り返って最終話としたいと思います。

落語は歴史を少し振り返ってみると、元々は戦国武将の娯楽にその起源があるようです。

その後、江戸時代から大正・昭和を経て、庶民の娯楽として大きく発展しました。

そして昨今では多くの人に親しまれる娯楽となっていますが、一方、落語は文化人・政治家・財界人などの間でも高く評価される日本の芸「和芸・話芸」となっています。

因みに落語好きに著名人としては、以下の人たちが挙げられます。

*文化人
夏目漱石・正岡子規

*政治家
渋沢栄一・吉田茂・高橋是清

*財界人
- 中鉢良治(ソニー元社長)
- 御立尚資(ボストンコンサルティンググループ日本代表)
- 渡邉美樹(ワタミグループ創業者)

これは私の想像ですが、上記の著名人たちは、落語を単なる娯楽という枠組みを超えて、それぞれ各人の立場や置かれた境遇・立場から、様々な価値を落語に見出したのだろうと思います。

それは噺家独特の話し方・話しぶりやストーリーテリングなのかも知れません。

また、登場人物の行動や価値観に自分や周りの人を課させ合わせたのかも知れません。

はたまた、夫婦間・家族関係や上司部下などの人間関係に想いを馳せたり、自分の抱える目の前の課題の解決策を探る糸口にしたのかも知れません。

見る・観る人の、それそれの視点で楽しめる、得られるものが満載の落語。私は偶然ではありますが、落語というものに出会って良かったと思っています。

最後に私なりに感ずる落語の魅力を記して、このシリーズ「落語に学ぶリーダーシップ」をお開きにしたいと思います。

なお、なるほど!という「サゲ」は残念ながらご用意してりませんので、悪しからず笑!

*落語の魅力

- 落語は「滑稽さ・笑い」を扱った伝統芸能。和芸・話芸。しかし、

- 面白かった!だけではもったいない。なぜなら、

- リーダーに欠かせない「スキル&マインド」が生きている

- 様々な登場人物、すなわち「ひと」に焦点を当て、大いなる関心・好奇心を喚起している

- そして、人生そのものを楽しむエッセンスが満載

ありがとうございました。

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

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落語に学ぶ「リーダーシップ」(第六話)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

落語に学ぶリーダーシップ、第六話の今日のテーマは

「人心掌握力」

ビジネスは論理的に戦略を組み上げ、達成目標をKPI(Key Performance Index)などに落とし込んでゴールを明確にして開始する。

そして進捗や成果を定量的・定性的に測定し、何が上手く行って、何が上手く行っていないのかを論理的に解明し、次の行動を決めている。

よく言われるPDCA、Plan-Do-Check-Actionのサイクルを回していく。

こう記述すると、ビジネスはいかにも理論的に進められているような印象を持ちます。

しかし、

これらのプロセスに関わるのは「ヒト」。

戦略を構築して商品・サービスを提供する側も、それを購入するお客様も、双方とも「ヒト」。

ヒトはいつもいつも論理的な動物とは言えないです。それは皆さんも日々感じているところだと確信します。

そんなチームメンバーや部下を動かすためには、論理的であれば良いという理屈は残念ながら成り立ちません。

そこで、どのように「人の心を掴む」のか、という点が重要となってくるのです。

今日は、この辺りに焦点を当てた落語をご紹介します。今日採り上げる演目も、またまたとても有名な

「百年目」

この演目は、大きな商いをしているお店の店主(旦那)と番頭さんとの物語。現代風に表現すると、店主とその店のナンバー2、上司部下の関係を取り扱った演目です。

昨日と同様に、落語のストーリーを文字で記述するのは、いささか憚られますが、内容をご存知ない方のために敢えてあらすじを記しておきます。

「サゲ」まで書いてしまうと、落語を聞く楽しみが半減してしまうかも知れませんが、どうかご容赦ください。

1.演目「百年目」のあらすじ

- 大店で商売を切り盛りする一番の番頭・治兵衛は仕事では真面目一徹の堅物。しかし実は、夜な夜な芸者をあげて嵌めをはずす遊び人だった。

- そんな姿をひた隠しにしていた治兵衛だったが、ある日芸者衆を引き連れて花見に出かけて、酒を飲んで派手に騒いでいるところで偶然、お店の旦那と鉢合わせてしまう。

- 「これまで積み上げた信用が崩れ去ってしまった。来年は自分の店が持てると期待していたのに、俺はもうダメだ。」

- 一番知られたくない相手に自分の本性を見られた治兵衛は、酔いが一気に覚めてしまう。翌朝、治兵衛は旦那に呼ばれる。

- 旦那が開口一番に切り出した言葉「治兵衛さん、ゆんべ、眠れましたか?」に、治兵衛は思わず号泣する。

- 「旦那に怒られる。もう来年はダメだ」と思っていた不安が、旦那のこの一言で一気に和らぐ。

(中略)

- 最後に旦那は治兵衛にこう尋ねる。「昨日会ったとき、いつも顔を合わせている仲なのになぜ『ご無沙汰しています』と言ったんだい?」 

- 「あんな無用な姿でお会いしたもんですから、ここで会ったが『百年目(運の尽き)』と思いました」


2.浮かび上がる「リーダーシップ」

ではこの演目「百年目」から、どういうリーダー像が見えてくるでしょうか?

(1)リーダーの心構え

日頃の真面目な働きぶりからは、全く想像できない一番番頭の所業。店主の気持ちとしては、まずは裏切られたような気持になったのではないでしょうか?

「なんてことをしてくれたんだ!」と収まらない感情を、ぶつけたくなるのは無理もない。

信頼しているからこそ大事なお店を任せていたはずなのに、彼を信じた自分にも自信が無くなった。店主(旦那)としては心中穏やかではないと想像されます。

この旦那が最初に行ったことは、店の台帳(帳簿)のチェックです。

さすが大店の責任者、社長ですね。番頭が店のお金を使いこんでいるのではないか? 

ここはプロフェッショナルの視点です。人への信頼と仕事への信用をきちんと峻別し、店への経済的損害をきちんと把握します。

帳簿はまっさら、きれい。使い込みなどという乱れた点は全くない!
この一番番頭を信じて、店の切り盛りを任せたことに店主は安堵します。

この後、店主は色々考えます。店主としての自分、そして、一番番頭の働きぶり。これからも商売繁盛に尽力して欲しいと願っている一番番頭の性格。

この後で、発想が柔軟になっていくこの店主が素晴らしい。よほどこの番頭を信用していたと想像されます。

嵌めをはずすことも、男の甲斐性として必要。この店ののれん分けを託する商売人、それくらいの人間味があった方が良い。部下を許す・認めることの大切さに気付く。リーダーとして懐の深さを示す部分ですね。

(2)部下の賢い操縦術

しかし、とにかく本人とは話をしなければならない。本人からの弁を聞こうと翌朝一番に、その番頭さんを呼びつけます。この演目のクライマックスのシーンです。

店主から大声で怒られる。大目玉を食らって、自分は馘になって、即刻荷物を纏めて故郷へ帰ることになる。これまでの苦労は何だったのか?でも仕方がない。自業自得とはこのことだ。

色々な想いが頭を巡ったことでしょう。小さくなって店主の前に出る番頭。

そこで店主が発する第一声が

「番頭さん、ゆんべ、眠れましたか?」

これには何と表現したら良いでしょうか?ぐっと来ますね!いっそ大声でどやされた方が気が楽かも知れません。

この問いかけに、話っと泣き崩れる番頭。

この後、演目の中で店主と番頭さんとのやり取りが続きます。

ここで私が感じ入るのは、

部下の振る舞いや、特に失敗や失態に対しては、

「頭ごなしではなく、まずは日頃の『労い』の言葉から」

伝える、ということ。これは一見テクニックのように感じますが、実は違います。

店のお金を使いこんだりはせず、自分で稼いだお金で遊んでストレスを解消する。それでまた店の仕事に一所懸命励む。その日々の一所懸命さを先ずはきちんと評価し、相手に伝えることが重要。

これが、リーダーとして、チームメンバーや部下に関わる際の心掛けだと感じます。その気持ちと行動がメンバーや部下の心に訴え、動かすことに繋がると。

いかがでしょうか?

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

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落語に学ぶ「リーダーシップ」(第五話)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

落語に学ぶリーダーシップ。今日のテーマは

「パートナーシップ」

企業やビジネスにおけるパートナーシップというと、ビジネスパートナー、例えば取引先や協業している業者などを思い浮かべるかと思います。

社内や職場に目を移せば、プロジェクトを一緒に取り組んでいるメンバーや上司・部下など、パートナーシップは結果を出すための組織としては非常に大切な視点ですね。

一方、家族や家庭にまつわるパートナーシップというと、いかがでしょうか?

そうです!

あなたの隣には、人生において非常に大切な存在である「ライフパートナー」がいるはずです。

今日は具体的な落語の演目を採り上げて、パートナーシップについて考えて行きたいと思います。

採り上げる演目は、つと有名な

「芝浜」

落語の演目の中でもトップ10にランクインするほどの有名で、かつ、素敵なストーリーです。いわゆる人情話に分類されるもので、夫婦愛を描いた演目です。

落語のストーリーを文字で記述するのは、いささか憚られるのと、余りに有名過ぎて今更の感が否めません。

しかしご存知ない方のために、敢えてあらすじを記しておきます。「サゲ」まで書いてしまうと、落語を聞く楽しみが半減してしまうかも知れませんが、どうかご容赦ください。


1.演目「芝浜」のあらすじ

- 魚屋の勝五郎(魚勝)は腕はいいが大酒のみで働かない。ある時女房に説き伏せられ、魚河岸に出かけた魚勝は大金の入った財布を拾う。

- 遊んで暮らせると大喜びした魚勝は大酒を飲んで寝てしまう。翌朝、女房に起こされたが女房は財布のことなど知らない様子。

- 「お金を拾った夢を見て喜ぶなんて情けない」と女房に泣きながら訴えられた魚勝は改心し、酒をピタッとやめて一生懸命に働くようになる。

- それから3年後の大晦日、魚勝は小さな店を持つまでになっていた。除夜の鐘を聞きながら女房が奥から財布を取り出し、魚勝がそれを開けてみると大金があった。

- 「お前さん、3年前のあの話、あれ夢じゃなかったの」。女房はそう述懐する。「てめえ、騙していたのか!?」激高する魚勝に、女房は涙ながらに訴える。

(中略)

- 「お前があんな芝居を打ってくれなかったら、今頃、俺は罪人になっていたはずだ。ありがとよ!」と女房に礼を言う魚勝。

- 「お前さん、お酒飲もうよ。もう大丈夫だよ、飲もうよ」「そうかい、お前がそう言うなら」

- 3年ぶりに酒に口を近づける魚勝。しかしそこで思い留まる。
「よそう。また夢になるといけねえ」

こんなあらすじです。

この落語は、年末に話される日本の風物詩のような演目で「落語界のベートーベン第九交響曲合唱付き」というイメージです。なぜなら、この演目が大晦日という設定だからです。


2.浮かび上がる「リーダーシップ」

ではこの「芝浜」から、どのようなリーダーシップが浮かび上がってくるのでしょうか?

(1)パートナーとしての冷静な行動とリスク回避

大金を拾ってしまったことで、なおさら働くなくなると予想される夫へ、女房としてどう対応するか? 

演目の中で、この女房の行動が語られるのですが、夫が財布を拾ってきた晩、女房は大家さんに相談をしています。

酔って寝てしまった夫をたたき起こして、いきなり説得するのではなく、まずは冷静に行動、信頼できる人へ相談へ行ったのです。そこで大家さんが授けてくれた助言は、

「拾ったお金を使わせたら罪人。奉行所へ届けよ」

働き者ではないが、最愛の夫を罪人にするわけにはいかない。

そう考えたのでしょう。鼾をかいて寝ている?夫の寝顔を見ながら(これは私の想像です、念のため)色々考えを巡らしたものと想像されます。


(2)パートナーを信じて、機転を利かせた戦略の実行

働き者とは言えない夫に、どのようにしたら拾ってきたお金を使わせないことが出来るか? ここで女房は

「一世一代の大嘘をつく決心」

をします。腕は良いのに、生来の怠け癖がたまに傷の夫。そこを何とか改心して欲しい。真面目に働けば大成するはず。そう夫の才能を信じて、嘘をつく決心をした女房。

落語の他の演目の中にも、甲斐性の無い夫と、しっかり者の出来た女房の夫婦のパターンは多いです。

そしてその中でも、この魚勝の女房は素晴らしい。正直言って出来すぎ、という感じもします笑

人を信じることの難しさ、そして

信じることで選択できることがある。

しかし信ずるためには日頃の言動をよく観察すること。そして

最悪のシナリオを想定しておき、リスクを計算して戦略を検討する。

私はこの「芝浜」の中に、パートナーを信じて協業する中で、発揮されるべきリーダーシップがあるように感じます。

いかがでしょうか?

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

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落語に学ぶ「リーダーシップ」(第四話)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

落語に学ぶリーダーシップ。今日は第四話、リーダーシップが落語の中でどう描かれているか。それを具体的に見て行きましょう。今日の切り口は「対話力」です。

対話力

落語は当たり前ですが、噺家がお客様にお話を伝えるもの。従って、その「対話力」がリーダーシップを支えるものの一つ、と私は考えています。

ここで敢えて「対話力」と表現したのには理由があります。単に話をしているだけでは無いからです。

つい我々は日常会話において、自分の「伝えたい」ことを口にすることに注力しています、

しかし一方、相手がそれを「受け取っている」かどうかに、それほど注目していない、忘れてしまっていることが多い気がします。

高座に上がる噺家は、観客席のお客様一人ひとりと直接会話をやり取りする訳ではありません。にも拘わらず、なぜ観客と「一体感」を醸成できるのか?

落語なのでもちろん、お話の中身や流れが面白いことがその理由ではあります。

しかし恐らく、高座と客席と物理的に離れていて、難しいと感じながらも噺家は「対話」を成立させるべく努力しているように感じます。

例えば、落語の導入部分、すなわち「マクラ」の時に、何気ない世間話や身の上話をしながら

「今日のお客さんはどんな感じの人たちなんだろうか?」と反応を観察しているように思います。

観客の年齢層や男女比、会場の地域性など、様々な状況を勘案して、アイスブレークのネタを用意していて、観客からの反応に基づいて瞬時にそれらを取捨選択しているのではないでしょうか?

これに比べて、職場や会議などでの「お偉いさん」の話のあまり面白くないこと!

話をすることを生業にしている落語家と比べてしまっては実も蓋もないですが、社長・経営者や組織のリーダーは、社員やチームメンバーを言葉で動かすことを仕事にしている人たちとも言えます。

従って訓示やスピーチがとっても「面白い」ものでは無くても、聴衆に残るものであって欲しいと感じます。

そういう観点で、リーダーが落語から得られるヒントとしては、二点だけ挙げたいと思います。

1.具体的なエピソードを活用:話に臨場感をイメージを沸かせる

落語が面白く、イメージが沸きやすい一つの理由は、具体的なエピソードを語るからだと考えています。つい組織のリーダーの話は得てして、概念的なお題目や精神論になってしまいがち。

抽象化や一般化の発想は重要ではありますが、聴衆にはなかな実感として伝わらず、腹落ちできないことが多い気がします。

「今朝、出勤途上の山手線の車内でこんな光景に出くわしました。ある男性が、そうですね年齢は70代くらいでしょうか....」

こんな下りで訓示やスピーチを進めていくと、社員やチームメンバーは、何がこれから起こるんだろう?とぐっと引き込まれるかと思います。そして、話の途中で、

「みなさん、みなさんならこんな時、どう対応しますか?」

と少し投げかける。

具体的な状況やイメージが沸いている聴衆は、そのシーンに登場する一人として、自分事として想いや行動を考えるきっかけになるのでは?と思います。


2.話の終わり方が重要:ポジティブに、かつ、行動を引き出す

これは落語の将にクライマックス、サゲ(落ち)を活用したものです。ヒトはポジティブな気持ちになった時のほうが、行動を起こしやすいもの。

社員やチームメンバーを動かすことが仕事の一つであるリーダーは、ぜひこの「ポジティブ+行動」を話の最後で伝えると良いと思います。

エピソードで具体的なイメージを描いてもらい、自分ならどう感じるのか?と自分事になった聴衆に対して、例えば

「我が社の皆さん、一人ひとりが出来ることは何でしょうか?そして、それを行動に移した時、我々のお客様はどのように感じてくれるでしょうか?」

「お客様の笑顔を増やして行きたいので、こんな活動を進めて行きましょう!」

などのような締めくくりはいかがでしょうか?

聞いていて単純に楽しい、面白い落語から、色々なものが見えてくるように感じます。

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

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落語に学ぶ「リーダーシップ」(第三話)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

今日はいよいよ本題、「リーダーシップ」という視点で落語を見て行きたいと思います。

ここで言うリーダーシップですが、今回は広い意味で捉えて頂けると、落語との関連が分かりやすいかと思います。例えば、次のような切り口です。

- 人を動かすコミュニケーション
- 他人とどのように協業するか?パートナーシップとは?
- 周りの人をどう動かすか、気付かせるか?
- 人心掌握力とは?

上記のような観点で明日から、落語の中に見出せるリーダーシップについて、触れて行きます。

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

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落語に学ぶ「リーダーシップ」(第二話)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

先日、少し触れた落語の話。今日はさらに続けて、落語を楽しむための「予備知識」をお伝えします。

1.落語の歴史

落語のルーツは、戦国時代にまでさかのぼることが出来るそうです。どうも戦国武将の「娯楽」として始まったとのこと。

その時代の落語の原型が、「笑い」がテーマだったのかは定かではありません。しかし、私の想像では血なまぐさい戦国時代であっても、恐らく人には「笑い」が必要だったのではないか、と想像しています。

そして時代は下がり、江戸時代。この時に落語の大ブームが到来。なんと江戸の町に125軒の「寄席」があった、とのこと。

125軒というと、どのくらいの規模か想像できますか? 当時の江戸の町は今の東京23区より少し狭いエリア。現在、東京23区にある映画館の数が約100軒ほどなので、今の映画館より多くの寄席が江戸には存在したということです。

コンビニほどではないものの、町の辻々に寄席があったイメージですね!それだけ江戸庶民の娯楽の代表格だったと言えるかと思います。

そしてその後、明治・大正時代には数々の名作が生まれたこと、そして「ラジオ」や「レコード」の普及に伴い、大ブレーク。それが昭和の落語ブームに繋がります。


2.演目

「演目」とは落語で話される物語、ストーリーです。演目には大きく「古典落語」と「新作落語」に分けられます。古典落語は簡単に言ってしまうと昔からよく話される演目で、新作は新しくつくられたもの。

なお古典落語は、元々ベースとなったストーリーから様々に派生して筋書きが出来た経緯もあることから、演じる落語家さんによって「アレンジ」OKとされているようです。

まるでジャズのスタンダードナンバーを、演奏者自身が好きなようにアレンジして演奏するのと同じですね!

演目の流れ、ストーリー仕立てや構成は概ね、以下の流れに沿っています。

「マクラ」→「本編」→「落ち(サゲ)」
つまり、「導入部分」→「メインストーリー」→「終章」

また演目には地域性もあります。江戸を中心として創作・演じられてきている「江戸落語」と関西を中心として創作・演じられてきている「上方落語」があります。

演目内容は、やはりその地域性を反映しているのか、上方落語の主役は商人が多く、江戸落語は武家文化が多い傾向にあるようです。もちろん東京で上方落語が演じられることも多いですし、その逆もしかりです。

ただ、パフォーマンスの仕方に違いがあります。例えば、上方落語は見台と膝隠しという調度品・道具を使用します。また途中に三味線やお囃子が入ったり、拍子木などの道具も使います。


3.噺家(はなしか)

先程から既に使ってしまっていますが、「寄席」という言葉。これは落語家(=噺家)のいわゆるホームグラウンド。このブログの冒頭の写真のような舞台です。

一段高い舞台になっているので「高座」とも言います。なお、噺家は自分の出番が来ると「出囃子」と共に高座へ上がります。落語家が登場しますよ!、という合図ですね。

また、噺家の世界、落語会には独自の「昇進システム」があります。これは江戸落語だけのものらしいですが、一種の階級制度です。それは、以下のようになっています。

「入門」→「見習い」→「前座」→「二つ目」→「真打」

なお東京には落語家の団体が4団体があり、昇進は各団体の判断・基準で決まる、とのことです。

ここまで、落語を楽しむための予備知識を、少しかいつまんで書いてきました。しかし今、このコロナ禍で、落語会・寄席は大打撃を受けています。映画館やテーマパーク、コンサート会場と同様に、寄席自体を開くことが出来なくなってしまっているからです。

寄席がホームグラウンドである落語家は「職場」を失って大変な事態に。

そこで先日、寄席や落語家の存続のため「クラウド・ファンディング」で寄付を募る企画が成されました。もちろん私は落語の大ファンの一人として、微力ながら寄付をさせて頂きました。

早くコロナが収束して、寄席や独演会に自由に行くことが出来る世の中になって欲しいです。

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

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自分の「30代にしておきたいこと」を、振り返ってみると!

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

本田健さんの著書「30代にしておきたい17のこと」を手に取る機会がありました。珠玉の17項目なので、20年前に出会っていたら、異なる人生を歩んでいたかも?と感じるほどです。

もちろん、書かれている内容の全てが、自分自身にぴったり当てはまる訳ではありません。そこで今だからこそ、純粋な気持ちで振り返ることも出来るかと考えました。

記されている内容に、自分の30代を重ね合わせてみて、思うこと・気付くことを少し、記したいと思います。

*「納得!」の3項目

1.自分は、どの分野で何をしていくのか

自分はいったい、何をやりたいのか?これを見極めることが重要。その通りですね。何に着手するにしてもプロになるには10年間くらいは要します。是非30代で自分の専門分野は決めたいです。

私は最初に入社した会社で「経理・財務」の仕事に巡り合い、数字を使って会社や業績を診る、という面白さを知りました。


2.才能のかけ算で可能性は倍増する

これは私の解釈では、二つの意味で良いことがあると考えています。一つは2つ以上の専門性や才能・強みは「相乗効果」を生むことが出来る。もう一つの良い点は「差別化」です。

私の場合は、経理・財務の分野に加えて、外資系企業で就業していたため必要に迫られた英語を体得することで、ラッキーなことに相乗効果と差別化の両方が叶いました。


3.どんな時でも、ワクワクすることを選ぶ

これは会社の業務においては、実現することは容易いことでは無いかもしれません。しかし「気の持ちよう」、与えられた仕事でも自ら「わくわく」を見つける、創り出すという心掛けは持ちたいですね!


*「やっぱりそうだよね!」の2項目

1.役割にはまらないように気を付ける

これは私は、自分で自分を「枠」に嵌めない、と勝手に解釈しています笑

もちろん人は皆、色々な立場や環境においてある「役割」を担っています。これを果たすことは周りからの期待に応える、と言う点においても重要です。

しかし、何かに・誰かに決められたその「枠組み」から逃れられないように自分を縛ってしまうのはどうでしょうか?出来る限りオープンな視点や思考を持ちたいです。


2.専門分野にも目標型と展開型がある

人生に成功するタイプには「目標達成型」と「展開型」がある、とのこと。目標達成型は文字通り、目標を打ち立てて、それに向かって成功する人。一方、展開型は、目の前にあることに打ち込んでいくうちにチャンスに恵まれて成功する人。

私の場合は展開型です。大きな目標というより、次は何を目指すのか?という発想が強いような気がします。


*「そうしておけば良かった!」の2項目

1.自分の未来をシミュレーションする

この発想は無かったですね!そして、未来をシミュレーションしておけば、ひょっとしたら、異なる時限の達成があったように思います。この発想は、若い世代に是非勧めたい発想です。


2.複数のメンターを持っておく

メンターや相談できる人を持つ、という発想は私には無かったです。これは今になって悔やまれることです。

困った時や判断に迷ったときに相談できる人がいる。信頼して導いてくれる先輩や年配者がいたら、さぞ心強かったと今でも思います。これも若い世代には伝えたいですし、もし宜しかったら、メンターの一人として活用して頂ければ、この上ない喜びです。


ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

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ドキドキのコロナワクチン接種

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

今日、ワクチン接種に行って参りました!

ここに至るまで実はすったもんだがあって、いつ受けられるのか?
とやきもきしていました。

そもそも接種券が届かない。隣の市や23区はとっくの昔に届いているという話も聞いておりました。

そしてやっと届いた接種券で予約しようにも、全会場で満員!

なんてこった!

これは相当混乱しているんだな!

市役所も恐らく大混乱。それはそうですよね!

前代未聞の初めてのこと、いや全人類にとって、これまで世界中で同時期に同じことが原因で人間が右往左往している状況は初めての経験。

その後、ほどなく予約も出来て、本日に至る。

先程、会場に到着すると、係員がこれまた丁寧な対応。

ここにも生きている日本の美学「おもてなしの精神」。

注射なんて何年振りだろうか?実は内心、かなりビビっていたのですが

「え、もう終わりですか?」

と打ってくれた看護師に確認してしまうほど。

「はい、ワクチン液の量が少ないので。
インフルエンザよりもずっと少量なんですよ!」

ワクチン液の量が少ないことを喜んでよいやら、心配したらよいやら、良く分からないうちに「待合室」へ。

え、待合室? 誰と待ち合わせ?

いえいえ、アナフィラキシー症状が出た時への対応のために、摂取後15分間は「待合室」で待機。

特段、何の反応もなく、私の番はお開きに。

接種前に色々「嫌な」噂を耳にしていたので、ドキドキで臨んだワクチン接種ですが、取り敢えずは無事終了。

でも、何が起こる分からない、明日の今頃は発熱して、うなって床に臥せているかも......

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

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