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ひろしま美術館
Mar
22
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何年前だったかな?8年前?いや10年前?忘れた。この美術館に来た事がある。レベルの高い地方美術館だ。言っちゃあ悪いが、広島県立美術館よりもクオリティーが高いと思う。
今は企画展開催なく常設展のみ。700円。この円形の建物の中に展示室が四分割されている。
この廊下、気持がいい!
ここもスッキリ。
この美術館の展示室の床は、フェルトだ。靴音がしなくてイイ!
今日の一点に、これを選ぶ。エドガー・ドガ(1834~1917年)「浴槽の女」1891年頃。ドガと云えば踊り子、って云うイメージ。けどこの作品の様に一瞬の動きを捉える視点は見事だね。
この大胆な構図に惹かれた。油彩ではなく、カルトンにパステルで描いている。
フィンセント・ファン・ゴッホ(1853~1890年)「ドービニーの庭」1890年。ゴッホ晩年の作品だ。
ジャン=フランソワ・ミレー(1814~1875年)「羊の毛刈り」1862年。農民を描くミレー、流石だね。
地方の美術館は東京と違って、ゆったりと観られる。
キスリング(1891~1953年)「ルーマニアの女」1929年。背景の影、生きているね!
マリー・ローランサン(1883~1956年)「メゾン・ムブレ」1912年。
マリー・ローランサン(1883~1956年)「二人の女」1930年頃。
マリー・ローランサン(1883~1956年)「花束を持つ婦人」1942年頃。マリー・ローランサンの作品、制作年代を追って三点。いかがでしょう?
モーリス・ユトリロ(1883~1955年)「モンモランシーの通り」1912年頃。ユトリロの強い遠近画法には魅せられる。
エドヴァルド・ムンク(1863~1944年)「マイスナー嬢の肖像」1907年。ムンクにはこんな作品も有るんだね。「叫び」は1893年作。
アンリ・ルソー(1844~1910年)「要塞の眺め」1909年。ルソー・・いつ観ても「下手」だな。しかし何故か惹きつけられる不思議な魅力。
フェルナン・レジェ(1881~1955年)「踊り(第1作)」1929年。レジェ・・え~っと最近どっかで出会ったなぁ・・何処でだ?上野の国立か?う~ん。
オーギュスト・ルノワール(1841~1919年)「パリスの審判」1913~14年頃。ルノワールのこの赤身色調、あまり好きになれない。しかし肌が輝いているね!それと最近気が付いた、ルノワールの描く女性顔、眼と眼の間が広くて「ヒラメの眼」そして欧州人らしからぬ丸顔。昨日も広島でこんな顔の若い女性を見たナ・・ワハハハ。
黒田清輝(1866~1924年)「洋燈と二児童」1891年。黒田清輝・・同時代の日本人洋画家の中では断トツだね。
美術館内の喫茶店
その客席テーブルから庭を見る。
絵を観ると疲れる。疲れたら甘い物を頂こう。
遅いランチ。広島在住の知人が連れて行ってくれたお好み焼き・広島焼き。広島名産のカキをトッピング。うまいに決まっている!広島焼きは2枚の小麦粉のクレープ状上下の間に、焼きそばを挟んで焼く。大阪の焼きそばはキャベツと液状の小麦粉を混ぜて焼く。たけはら焼と云うのも有って、これは広島焼くに酒粕を挟む。
2024年3月23日(土)
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海外手配専門(手作り旅行)旅行社勤務していた。本人はとにかく毎週外遊びに夢中。パラグライダー、自転車、ドライブ、スキューバーダイビング、山登り、スキー(ボードは全くダメ)
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