ハルのブログ

朝からの雨がスカッと止んで、この青空。このホテルはイワサキホテル屋久島、という屋久島一番のホテルみたいよ。昼ちょっと前、ホテルでは火災避難訓練の最中だった。同行のお二人がこのホテルで僕の誕生日ランチをご馳走して下さる事に。めっちゃ嬉しいナ！ルン。 ホテルに入って最初に度肝を抜かれた。ご覧の屋久杉がロビーにで～ん！と威厳を持って聳えているではないか！驚いた。説明文を読むまで僕は本物と思っていた。
そのロビー。岩山のモッチョム岳(944m)が印象的。ゆったりした風景に心が静かになる。 白身魚とエビのピカタ。このメインの前のキノコのクリームスープがあった。美味しかった！このピカタも満足味！この後にデザート＋珈琲。それで1,700円。とても費用対効果が高い！嬉しい。もちろん誕生日を祝って下さったお二人に大感謝。これで一年健やかに過ごせる。とても良い想い出誕生日になりました。 縄文杉が発見されるまでは、最も大きな杉であった「紀元杉」車道のそばにある。縄文杉よりも感動的かも。 最近知った・・・205円切手って、縄文杉なのね！

大川の滝は、見応えがあった。88mの滝。日本人は欧米人に比べて滝が好きなように感じる。アラスカやスイス、フランスで滝があっても彼らは「お～、ウオーターフォール」って言うだけで日本人ほど大騒ぎをしないこと、何度も見てきた。しかしスイスのラインフォールは沢山の観光客を引きつけている事は確か。 平内海中温泉。干潮時だけ表れる文字どおりの温泉。入湯料は「お気持ちの金額を」って感じだったよ。ヒモでぶら下げたプラスチックの湯桶が寂しく小雨に揺れていた。 西部林道と言われことろに道幅がうんと狭くなり、猿と鹿が極近くまで表れる。猿と鹿が同じ場所にたくさん居る・・・猿と鹿、食べ物が違うのかね？じゃないと同じ場所に共存は出来ないよね。 年間１万ミリを越える屋久島の雨量。ジェラシックパークの様なシダがたくさん。こんなシダの生えた緑の森を見ていると、ここにライオンが蛇が裸婦が象が笛吹く人間が・・アンリー・ルソーの「夢」を思い出してしまう。 泊まった安房は飛魚漁が盛ん。しかも２～４月が最盛期、って地元のおばちゃんが言っていた。甘酢を掛けた飛魚の唐揚げ。骨まで全部食べた。僕は子供時分、頻度高く飛魚を食べて育った。あまり美味しい魚じゃない・・だからすり身料理によく使われる。・・でもこれ美味しかった。

日帰り見物者は縄文杉を13時までに下山するよう勧められる。荒川登山口から自然館への下山バスに間に合う為に。夕方16時、すっかり静かになった縄文杉、高塚小屋宿泊者だけの静寂な世界が戻った。そこに鹿が現れた。 縄文杉近くの、名も無い大杉。 高塚無人小屋。内部は三階建て。各フロアゆったり５人づつ。定員15名。 他の宿泊者の食事をみると、乾燥食品がほとんど・・最近のそれらは美味しいからね。でも僕らは生食材を使う。 簡単・早い・健康食・美味しい、の「パラボラ蒸し料理」もやし＋えのき＋白菜＋厚揚げ＋豚肉＆鶏肉。これを８分蒸す。ポン酢で頂く。もう！最高！ 2018年3月19日
小雨の中を下山。 「楠川分かれ」でランチ＆珈琲タイム。バス停まで後、１時間半。お母さん、良く歩いたね！頑張った！ 安房のホテルに無事＆楽しく降りて来た。そしたら・・虹のアーチで僕らの帰りを祝ってくれた。ルン。

こんな階段が延々と続く（縄文杉まで１時間半ほど。登り人・下り人の交差が容易ではなく、結構時間をロスする。登山道から外れる事はNG。さすがに年間雨量１万ミリを越える屋久島は、コケの宝庫。実に美しい。 縄文杉、到着！見学舞台になっていた。 縄文杉の前で「全員集合写真」を一枚。僕の古～いお客様の母とその娘さん。お母さん、今日の歩きの為に階段登りで鍛えて来た。僕たちは日帰り見物ではなく「無人小屋１泊」でやって来た。だから縄文杉をゆっくり満喫出来た。日帰り組は写真もゆっくり撮れないほど混雑していた。 「北側展望台」から。南側よりもここからの方が大きく見える。
縄文杉は中が空洞状態。樹齢は定かではない・・・2000年代～7200年、と言われている。胴回りは16m。 縄文杉写真（屋久杉自然館案内ページから）
縄文杉は、1996年までは直接触ることも出来たそうな。今は20mほど離れた展望台から見る。 海抜1300mの縄文杉の近所では残雪があった。 これ何の樹だったかな？根っ子のトンネルを通って高塚小屋へ向かう。