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陽炎と蛍

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夢幻伝説タカマガハラ二次小説、

片影シリーズの第二部「陽炎」の続きを
書いているのですが。

もともとは、この作品、

澪標シリーズにつながる
中ツ颯太の心情を描きたくて、

書き始めた物語なのだけど。

中ツ那智への気持ちに蓋をして、
タカマ那智に恋焦がれる彼の気持ちや、

中ツ那智への気持ちを認めながらも、
タカマ那智に逢いたいと願う
彼の気持ちを描きたくて、

書き始めた物語なのだけど。

澪標シリーズの第一部「夢で逢えたら」を
書き直したことで、

後者を書く必要がなくなってしまって。

行き場を失っていたのだけど、
だったらこのままの流れで、

澪標シリーズ第三部「廻り舞台と紡ぎ歌」に
つながる話にしてしまえと、

書き進めているのだけど。

物語的には、なんかすごく良い感じに
なってきた気はするんだけど、

でも問題発生。

片影シリーズと澪標シリーズ、
めちゃくちゃ関係しあっているけれど、

でも、一応は独立したシリーズなわけですよ。

それに、関係しあっていると言っても、
一応の位置づけとしては、

「礎」→「片影」→「澪標」なわけで。

にも関わらず、このままじゃ、
澪標シリーズ第二部のネタバレになる!!

けど、この展開を澪標シリーズ第三部の中でやるのは、
物語が冗長になりすぎて、

辛い気がするんだよな……。

廻り舞台の中でも、
多少触れざるを得ない話ではあるんだけど、

でも、じっくり描くのは難しいから、

別作品の中でじっくり描ければ、
その方がいいんだけど。

それこそ、「それは蛍のように」で
じっくり描いたことを、

「廻り舞台と紡ぎ歌」では
さらりと描いたように、

濃淡を使い分けて描いた方がいいんだけど、

でも、「陽炎」でそれをじっくり描いてしまうと、
「それは蛍のように」のネタバレになるっ!!!

ど~しよぉ~。

もうすでに、「それは蛍のように」を
読んでくださった方が

「陽炎」を読んでくだされば、
さほど大きな問題にはならないけれど、

その逆だったら大問題だよ。

どーしよう、マジで。

「廻り舞台」でさらりと描くためにも、
「陽炎」でじっくり書いておきたいんだけどな……

でもそうするとネタバレがっ……。
ああ、どうしよう……。

#夢幻伝説タカマガハラ #小説執筆

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