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猫の揺りかご Blog

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嘘つきレトリック

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1話は、冒頭で時代設定がわからず面食らったものの、
 
次第にファンタジックな能力と
レトロな世界観の親和性に惹かれて、
 
とても楽しませてもらいました。
 
続く2話は、嘘か本当かを手で合図したり、
時間稼ぎにしょうもない会話を繰り広げたりするのがおもしろかった。
 
ただ、ややテンポが悪くて中だるみ感が否めず、
今後も視聴を継続するのは難しいかなぁと思ってしまった。
 
なにぶん、今期は気になるドラマが多すぎるから、
厳選しないと見切れない。
 
レトロな雰囲気は好きですが、
ここで視聴リタイアです。
 
 
#ドラマ #レビュー

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夜に駆けないでほしい

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モンスター1話のテーマを、
「勝利の方程式」でやっていたら、
 
きっともっと違った展開になったんだろうな、と思う。
 
というか、モンスター1話の中で何度か出てきた「あの言葉」や概念を、
そんなに簡単に扱うこと自体、
 
その是非を問わずにただ使い捨てること自体、
私には無理なのかもしれない。
 
「勝利の方程式」であれば、
きっとそこに向き合ったうえで、
 
テンポの良いリーガルサスペンスに昇華しただろうなと思うから、
見てみたいとは思うけど。
 
でも「モンスター」の場合は、
「モンスター」の存在を示唆することに注力しすぎて、
センシティブなテーマへの配慮や向き合い方が不十分というか。
 
真のモンスターは誰で、
主人公はどこまで迫れるのかに重点が置かれていて、
それもまるでゲームやホラーのようだから。
 
ものすごくおもしろいのに、
抵抗を感じてしまう作品だなぁと思う。
 
まさに、メロディーやテンポは最高なのに、
歌詞に抵抗を感じてしまう、あの曲みたいに。
 
 
#ドラマ #レビュー

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踏みとどまるかどうかは、まさに紙一重

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今期はドラマが豊作で、取捨選択が大変です。
試しに見てみたモンスター第1話。
 
恋人との関係よりも、労務問題の方が大きく影響してそうだな、とは序盤の段階で思ったけども。
 
衝撃のラストに、心が落ち着かない。
このモヤモヤが、後半のストーリーに影響してきたりするんだろうか。
 
若い女性弁護士が主人公という意味では、
「勝利の方程式」や「うちの弁護士は手がかかる」と似ているけれど。
 
ある意味、今回の方が過去2作よりも不意打ちのダーク味が強いのかもしれない。
 
初っ端から扱うテーマが重すぎたというか、
実体験とリンクしてしまったというのも大きいと思う。
 
もう、頑張れない。そう漏らす人に、
頑張れと言うことが、教唆なのだとしたら。
 
「その道」を選べば楽になるかもしれない。
 
そう思ってしまった人に、
「その道」を勧めることも、まさに教唆なのだと思う。
 
それも「唯一の救い」だと思っていた存在から
そんなことを言われたら、
 
私だったら、ふらっと行ってしまう気がする。
 
ドラマ自体は、ものすごくおもしろかったんだけども。
 
彼氏は無罪放免で、
真のトリガーは俎上に載せることすらできない。
 
何だかそれってどうなのかなぁとも思ってしまった。
 
 
#ドラマ #レビュー

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護られなかった者たちへ~権利と義務、実態とイメージの狭間で~

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※映画がすごく気になってネタバレありの感想を読み漁りつつも、
 実際には未だ視聴せずにいる人間が好き勝手に書いてるだけの記事です。
※映画や原作小説が好きな方、ネタバレが嫌な方はご注意ください。
 
 
 
 
図らずも原作本のレビューを見て、
「ああ、やっぱりな」と思ってしまった。
 
この作品はおそらく、現場をわかっていない。
現場をわからないままに、現場を描いている。
 
現場の人間の心情がわからないままに、
現場の人間の心情を描いている。
 
わかったつもりで、描いている。
だから、「知っている」人間にとっては耐えられない。
 
きっとそこを、なんとかしようともがいたのが映画な気がする。
 
少しでも現場を知ろうともがき、伝えようとあがいた結果、
メッセージ性が薄まってしまったのかもしれない。
動機が弱まってしまったのかもしれない。
 
特に、被害者3人を善人の仮面を被った完全な悪人から、
善も悪も併せ持った、でも実はどこにでもいそうな人間に変えてしまったことが、
一部の原作支持者から、どうやら不評を買っているらしい。
 
だけどこの点に関しては、私はたぶん映画を支持する。
完全な善人がいないのと同じように、完全な悪人もいない。
 
現場を知らない人間が中途半端に知ったかぶって、
現場に悪を押し付けたのであれば、それは心底辟易するし、
 
自分を安全地帯に置いたうえで、
身勝手に「悪人」叩きをするのであれば、それは軽蔑に値する。
 
だから、一部の原作ファンを敵に回しつつも、
そこに果敢にチャレンジしたらしい映画を、見てみたい気にもなった。
 
ただ、映画も大事な視点が欠けているのではないかという気がしている。
 
なぜ、国が制度を厳格化したのか。
きっとその背景が欠けている。
 
「不正が横行したから」や「不正に対応するため」は、
理由であると同時に、理由にはならない。
 
「不正」という概念が曖昧なまま、
「制度」に対する理解も乏しいままで、
 
言葉だけが独り歩きしてしまっているという現状がある。
 
概念や理解が曖昧なままで、無責任な正義を振りかざす、
マスコミや世論の存在がある。
 
現場はいつだって板挟み状態で、
だからこそ余計に、犯人の動機には納得ができない。
 
映画では現場をわかろうともがいた結果、
それぞれの人間を複合的に描こうとした結果、
それでも大筋は原作をなぞるしかなかった結果、
 
伝えたいことがぼやけてしまったというか、
中途半端な作品になってしまったのかなぁと思う。
 
 
#レビュー #映画 #本

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光る君へ 第8話

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祈祷や口寄せのシーンが見事だった。
 
5話で低レベルのまがい物を見せられているからこその、あの説得力。
 
仮に現実離れした描写であったとしても、
前段できちんとあからさまな偽物を見せておけば、
それとの比較でこんなにも本物感が増すんだと勉強になった。
 
あとは、今までずっと、まひろから度々明石の君を連想してたんだけど、
気のせいじゃなくて、もはや制作陣の策略だったなと確信した。
 
 
#ドラマ #レビュー

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かがみの孤城~赤ずきんとティータイム~

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初見時に圧倒されて、二度見して設定や演出の細かさに驚嘆した。
ああ、この時、一人だけ笑ってないじゃん、とか。
 
きたじま先生が、みんなことを見捨てないのは。
ひとりひとりに寄り添ってくれるのは。
 
ああ、そうか、そういうことだったんだと、ただただ感動している。
 
 
#アニメ #レビュー #映画

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光る君へ 第6話

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ラストの和歌、初見でもキュンとしたんだけど、
意味を調べてから見直したらキュン度がヤバくて身悶えてる。
 
余韻が覚めやらず、エモーショナルな古語や和歌に触れたくて、
久々にRUIの「泪月-oboro-」を聴いている。
 
 
#ドラマ #レビュー

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光る君へ 第4話

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ひょんなことから相手の正体を知ってパニくる描写、
ストーリー展開としてすごく好き。
 
この手の描写、私にとっての元祖はセイント・テール。
 
右大臣家の3兄弟それぞれに対する複雑な感情を、
たった一言ずつで見事に表現する吉高まひろ様が素敵すぎる。
 
 
#ドラマ #レビュー

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薬屋のひとりごと

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アニメ1クール目を一気見した。
 
宮廷を舞台に繰り広げられる中華ファンタジー・謎解きエンターテインメントという意味では「後宮の烏」を思い出すけど。
 
ヒロインが平民出身の女官で、下女から妃の侍女に出世したり、
食や薬に詳しくて厨房や医局に出入りしたりしているのを見ると、
ドラマ「チャングムの誓い」を思い出す。
 
宮廷の権力争いが垣間見えたり、
身分違いの恋がチラついたりするのもおもしろい。
 
玉葉さまが出てくるたんびに十二国記思い出してたけど、
名前の由来がまさかの十二国記だったという情報にびっくり。
 
 
#アニメ #レビュー

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いちばん好きな花

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なんだかすごく、じんわりくるお話で、
なんとなく、Silentに似ているなぁと思ってたら、

録画してた2話のエンディングクレジットで、
脚本家が生方さんだということを知って、

Silentの人じゃん!!ってなった。

もしかしたら、予告の段階で小耳に挟んではいたのかもしれないけど、
すっかり忘れてた。

最初に気になったのは、
脚本家がSilentの人ってのがあったかもしれないれど、

実際に見ようと思ったのは、
予告でかじった設定や展開、キャストに惹かれたからで、

録画したままのドラマをようやく見ようと思ったときには、
脚本家のことはすっかり忘れていたから、

2話のエンディングクレジットで名前を見て驚いた。

なんとなく、セリフ回しとかが坂元裕二さんに似ているかなぁという気もしていて、
でもどことなく、Silentに似ているような?とも思っていたから、
生方さんだと知って納得だった。

なんだかすごくじんわりと来る素敵な作品だなぁと。



#ドラマ #レビュー

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