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正確には、古語にヒントをもらった。
陽炎、サブタイトルにも古語使っているんだし、
うん、なんかすごくいい気がする。
澪標シリーズの第三部「廻り舞台」でもそうだし、
現在改編中の澪標シリーズ第一部「夢で逢えたら」や、
現在執筆中の片影シリーズ第二部「陽炎」でもそうなんだけど。
時系列などの関係で、別作品で既出のシーンを書くことがあって。
極力、視点や濃淡を変えるようにしているんだけど。
別作品では那智視点だったから、こっちでは颯太視点、とか、
別作品でじっくり書いているから、こっちではあっさり、とか。
その作品の中でのそのシーンの位置づけによって、
切り口や濃淡を変えるようにしているんだけど
これが案外難しい(苦笑)
難しいなぁと思いながら、この曲を聴いています。
琴音さん、音楽チャンプの時から好きです。
設定資料読み返して思い出したけど。
もともと、奏でる楽器は「竪琴」だったんだよな。
いわゆるハープ的なものをイメージしてた。
でも、いちいち毎回毎回、川岸に運ぶの大変じゃね?って思って。
もっと持ち運びがしやすい楽器を、と思って。
音色も、どんなのがいいだろう、とあれこれイメージ膨らましてたら、
この音色に出会った。
もう、これしかないと思った。
久しぶりに「廻り舞台」書いてたら、
オリキャラのキャラ設定が
迷子になっていることに気づいた(笑)
あれだ。桔梗のイメージで書いている部分と、
とにかく桔梗のイメージから離れようとして
不思議ちゃんキャラにしようとしている部分があって、
地に足がついてない(笑)
そういえば、それで行き詰って、
最終的に「黒猫」で行こうとしてたんだった。
すっかり忘れてた。
この曲聴いたら、構想がぱあっと浮かんで筆が進んだ。
「それは蛍のように」に続く、颯太の心情を書けた気がする。
あとは那智の気持ちと、「夢で逢えたら」につながる颯太の気持ち。
澪標シリーズに向けて、着実に進んでます!
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