正しい戦後史を勉強し、理解したい。今の日本人にもっとも必要なことだとブログやFacebookでもコメントしてきましたが、朝日新聞の「慰安婦問題」捏造には驚きを隠せない一方、ここまで自虐史観が当たり前のようになっている現状に危機感を感じられた方々も多いのではないでしょうか?
それに戦中、祖国や家族のために亡くなられた方々に大変失礼なことかとも思います。それは軍人、兵士という立場での戦死だけでなく、民間人、一般人の犠牲者の方々含めてです。
そんな矢先にこの本を手にしました。
本の帯には、「アジアは中国・韓国だけじゃない!」
インド、マレーシア、フィリピン、パラオ、台湾.....
日本軍は、私たちの祖先は、
激戦の中で何を遺したか。
金田一春彦先生が生前に
感激して絶賛した
「歴史認識」を辿る旅がついに完結。
若い人々だけでなく、我々みんながこうした事実を知る事が本当の戦後からの新しい21世紀の世界平和における日本の役割を自信もって歩めるのではないでしょうか?そして、隣国アジアの人々にも今一度「感謝」をするべきかと。
それを報道しないマスコミに期待できないのですから、我々が草の根運動で拡げて、正しい理解を次世代へと拡げていくことかと。
いくつかを本から抜粋してご紹介します。著者(井上和彦氏)のコメントでなく、インタビューや実際の本人コメントを。
その1:元インド国民軍大尉、全インドINA事務局長S.S.ヤダヴ氏
「インドの独立には国民軍の国への忠誠心が大きな影響を与えました。しかし我々国民軍を助けてくれたのは日本軍でした。インパールの戦争で6万の日本兵士が我々のために犠牲となってくれたのです。我々インド人は子々孫々までこの日本軍の献身的行為を決して忘れてはいけないし、感謝しなければならないのです」
<DVD「自由アジアの栄光」日本会議事業センター>
その2:マニラ軍事裁判、山下将軍の弁護人であった米国人フランク・リール著「山下裁判」<下島連訳、日本教文社>
「祖国を愛するいかなるアメリカ人も消しがたく苦痛に満ちた恥ずかしさなしには、この裁判記録を読むことはできない.....。われわれは不正であり、偽善的であり、復讐的であった。」
その3:フィリピン、デイゾン画伯
「神風特攻隊をはじめ、先の大戦で亡くなった多くの日本軍人をどうか敬っていただきたい。これは私から日本の若者たちへのメッセージです。」
その4:敵将ニミッツからの賛辞ーパラオ パリリュー神社石碑
「諸国から訪れる旅人たちよ、この島を守るために日本軍人がいかに勇敢な愛国心をもって戦い、そして玉砕したかを伝えられよ」
原文
"TOURIST FROM EVERY COUNTRY WHO VISIT THIS ISLAND SHOULD BE TOLD HOW COURAGEOUS AND PATRIOTIC WERE THE JAPANESE SOLDIERS WHO ALL DIED DEFENDING THIS ISLAND."
その5:鄭さん、台湾
「南京大虐殺なんて大嘘だ。あらゆる検証からして、そんなことは絶対ありえない!」「あんなものは中国5000年の伝統の”嘘’だ!」
その6:元タイ王国首相ククリット・プラモード
「日本のおかげで、アジアの諸国はすべて独立した。日本というお母さんは、難産して母体をそこなったが、生まれた子供はすくすくと育っている。今日東南アジアの諸国民が、米英と対等に話ができるのは、一体誰のおかげであるのか。それは身を殺して仁をなした日本というお母さんがあったためである。」
<名越二荒之助編 「世界に開かれた昭和の戦争記念館 第4巻」展転社>
読んだあとにさっと捲って会話引用だけでも拾いきれません。
隣国、台湾の二.二八事件さえもこの本を読むまで知らないという有様でした。
著者がジャーナリストとして実際に現地で調査した内容。日本を欧米や中韓視点ではなく、こうした近所の東南アジアの視点。一番近い(地理的、心情的にも)台湾からの視点で祖国日本を見直してみる切欠にはお薦めの一冊です。
歴史が好きといいながら、幕末小説だけに熱を上げていたのが恥ずかしくなります。司馬遼太郎の台湾紀行も読んでみたいと。
台湾を中国に遠慮することなく、独立国家として認めてあげるのも日本ができることではないでしょうか?
長文になりましたが、2014年の夏を最後というか終戦の八月に出会った本のご紹介まで。
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