国の独立を守ると言う事は領土、領空、領海や政治主権を保持するだけでは「美しい国」とは言えないですね。その国に脈々と伝わる文化、伝統や慣習と言う内面がなくては単なる空っぽの箱(領土、空、海)になると思います。 しかし、入れる外側の箱が無いと内側を豊富に埋める(産める)事も出来ない表裏一体、力愛不ニの関係といえるでしょう。その両方を守り通すことができて初めて「美しい国」を次世代につなぐことができます。世界で一番古い国家が「日本」だということを知っている人は案外少ないのかもしれません。 世界の大富豪がどんなにお金出しても手に入れる事が出来ないのは、長い歴史の中で培われた伝統文化という中身ですが、箱はお金(戦争)で壊すことが可能なのではないでしょうか?今の日本の置かれている状況はどうでしょうか?箱を壊される危険性に瀕しているのに平和ボケの人々は気づいていない。もっと厄介なのが箱の中身の侵食です。悪貨は良貨を駆逐するという諺もあります。 意地は誇りの裏返しだと思います。 誇りのない人には意地もない。 在米生活延べ20年で祖国を外から観る機会が長かった日本人の一人として今の日本の在り方にとても危機感を持っています。海外生活の長い多くの日本人は同じ気持ちの人々が多いと思います。大志ある若者が今の日本に愛想を尽かして海外に流出しているとなれば、それは大きな損失です。でも彼らも海外に出て同じように感じ、日本人としての誇りと意地で世界のどこに居ても祖国のために動く可能な社会インフラが整ってきたことはある意味幸運といえるかもしれません。 安倍さんの「美しい日本」の真意を噛み締めたいと思います。小中学生までが自ら行きたいと親に言って、現場に献花する報道を見て本物は伝わり残るのだろうと感じました。 理屈抜きに「直感」で良いか悪いか感じて動く。 直感に従って動くということは「自分を信じている」ことに他ならないと思います。 美しいかどうかに屁理屈は要らない。万人に共通する心の琴線に届くもの。 歴史が今日を振り返った時に令和という時代が、今の誇れる美しい日本を取り戻すターニングポイントになったと評価されるように同世代を生きている一人の日本人として恥ずかしくない生き方をしたいと思う盛夏の朝でした。 自分の感性を大事にして真の「美しさ」を感じれる人でありたいですね。