巨像も踊る

IBMを復活させたといわれるガースナーの著書のタイトルですが、この本はまだ読んだことはありません。

ただ、今朝のイギリス政府の歳出削減ニュースを聞いても思ったのですが、やはり何事にも適切なサイズ、言い換えれば限界のサイズがあると感じます。

巨大企業にまで成長すると大企業病というようなものにどこも少なくともいろいろな問題を抱えます。有名なSony, Microsoftでもそうでしょう。

最近流行りの言葉のメタボ。ダイエットも適正サイズを超えるというかバランスをくずすといろいろ健康に支障をきたしますね。　その原因は、食べすぎ＝飽くなき売り上げ・利益追求のみ？　自制できない＝企業文化、社内モラル、モチベーションの低下？　バランス＝歳入と歳出＝社員や社会への還元？

イギリスでは公務員50万人近くが職を失うかもという思い切った改革。不況に強い公務員とう考えの時代は終わりかもしれません。

それより、寄らば大樹の陰というひとつの企業というあり方や勤務条件、体制も大きく変わる時代に先進国は差し掛かっているのかもしれないと感じ始めました。

看板、肩書きや過去でなく、今の自分と向き合うことで、自分の価値とやりがいのバランスを生み出していくのかもしれません。

日本の公務員もなんとかしてほしいですもちろん一生懸命な方もみえますが（民間では当たり前）座ってるだけの方が世間並み以上の・・・・言ってもはじまりませんが・・

危機感というかいい意味の緊張感がないと人は安易なほうに流されやすいですよね。まずは国会議員、県会議員、市会議員・・・を減らす・・・今の交通網、通信網が発達した時代・社会で、悪戯に議員、職員が多すぎますね。職員人数カットの前に議員自らでしょうか？そして、給与体系も見直したり、公務員も民間出向という制度を取り入れたり、活性化が課題ですね。