ルーブル美術館を大幅に改修・拡張する計画を発表
Jan
29
28日、フランスの<マクロン大統領>は建物の老朽化や入館者の増加に伴う混雑が指摘されているパリのルーブル美術館を大幅に改修・拡張する計画を発表しました。
行列緩和のため新たな入館口を設置し、人気が高い<レオナルド・ダビンチ>の名作『モナリザ』」は新設する特別室に展示されます。
地元紙によりますと、ルーブル美術館の<デカール館長>は<ダチ文化相>に宛てた13日付の機密文書で、建物の老朽化で漏水が起きているほか、温度変化で作品の保存が危ぶまれているケースもあると指摘。混雑も深刻化しているとして、大幅な改修を求めていました。
『モナリザ』の鑑賞には専用チケットの購入が必要になります。2031年までに敷地の東側に新たな入館口を設置。これらの拡張工事とは別に、老朽化した既存の建物の大幅な改修も行なわれます。
フランスメディアによりますと、総事業費は今後10年で7億~8億ユーロ(約1130億~1300億円)に上ります。大半は美術館の自己資金や企業の寄付で賄われ、<マクロン大統領>は「納税者に負担はかけない」としています。
Posted at 2025-01-29 07:35
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Posted at 2025-01-29 13:57
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