アメリカの家の空調はセントラルヒーターが主流です。 他には 壁についているWall Heaterというのもありますが これは50年以上前の家によくあったもので最近の建物は 殆どがセントラルヒーターになっております。 セントラルヒーターの寿命は20−30年とされています。 これもメンテナンスをしっかりしていることで 寿命は伸びます。 最も簡単で必ずしなければならないメンテナンスと言うのはエアーフィルターの交換です。 ロスは気候がよく他の州に比べると空調システムを使う頻度がすくないので ヒーターのみでしたら年に1度でもいいと思います。 エアコンも使われる場合は年に3〜4度は交換することをお勧めします。 汚れた空気を吸い込むことにより ヒーター本体にダメージを与えます。 埃を沢山吸い込むとガスの不完全燃焼も起こりえます。 汚れた空気を吸い込んで暖かくした空気は汚れています。 アレルギーのある人は頻繁に交換したほうがいいですね。 エアーフィルターは10ドルほどで売られています。 中古物件を購入して エアーフィルターが汚かった場合はダクトが汚れている可能性もあるので ダクトクリーニングをするといいでしょう。 ダクトクリーニングもメンテナンスの一つです。 5年に一度はダクトクリーニングをするのがいいそうです。 ちなみに、セントラルヒーティングシステムの家はすでにダクトが家中に通っているのでエアコンは簡単に取り付けられます。 日本の空調システムは各部屋にエアコンが壁についていて使っている部屋だけ使うことができますが アメリカのセントラルヒーティングシステムはガレージや屋根裏、クローゼットの中に本体のFurnace(ヒーター)があり、そこからダクトを通して温かい空気を各部屋に流し込みます。 各部屋についている空気が出てくるところをRegister と呼びます。 使わない部屋を暖めたり冷やしたりしたくない場合は このRegisterを閉めることもできますし、カバーするものも売られています。 最近では NestのようなLearning Thermostatが売られてきていますので それを利用するのもいいでしょう。