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  • 聞こえないふりから身についた事

聞こえないふりから身についた事

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聞こえないふりから身についた事
史湖です。




かつての私は
周りの意見や他者評価を気にしてばかりで
自分の軸がありませんでした。



他人に合わせるのが苦ではなかった事で
マウントを取られやすく、
何かあればターゲットにされ易い、
損な役回りが多かったのでした。



気にしない、とおおらかな振りをしながら
あんな事言われた、
批判されたけど何がいけなかったのだろう、
と、
実はかなり気にしていました。
でも、どうしていいかが分からなくて
そのまま放置していたのです。



当時の私はど真面目キャラ全開でした。
言われた事は100%で返さないといけない、
相手の期待に応えなければいけない、
そうする事が当たり前だと思っていたのです。



ドッヂボールに例えると、
ゲームで最後まで残るのは
ボールを全部受け止められる者と、
ボールを全部避けられる者でした。



ボールを全部受け止めて残ったら称賛され、
ボールを全部避けて残ると卑怯者扱いでした。



卑怯者扱いされたくなくて
全部のボールを受け止められないのに
ボールを受けようとして自縛していたのが
私だったのです。



年齢と共に経験する事が増えると、
知恵もつきました。
ドッヂボールで最後まで残るには
ボールを避け続ける方がダメージが少ない事に
気づいたのです。
別に卑怯者と言われてもいいと思ったのと、
誰も卑怯者扱いなんてしなかったからです。



全部正面から受け止めていたら
心身がもたない事に気づいた私は
「聞こえないふり」で
その場を乗り切るようになりました。



最初は「聞こえない振り」なので
聞こえてくる内容に一喜一憂していましたが、
聞こえない振りをするのに慣れてくると
耳では聞こえているけれど
心の深い部分には取り込まなくなったのです。
いつの間にか
「スルー力」を身に付けていたのです。



スルー力が身に付くと
あまり動じなくなりました。
聞いた内容も直ぐに忘れてしまうので
集中したい事にフォーカスできるようになり
クヨクヨ思い悩む事もなくなりました。



他者評価が基準だった私も形をひそめ、
いつの間にか自分の聞きたいことを選べる
自分軸も身についていたのです。
卑怯者と言われても別に動じない私になれたし、
昔の自分は
どうしてあんなに周りが気になっていたのかと
不思議に思えるほどです。



情報の多すぎる原題、
聞こえない振りをして
全部受け止めないで過ごしていいと思います。



本当に必要なことはちゃんと耳に残るし
何度でも耳に入るような出来事が起こります。


時には聞こえないふりで
自分の心の声をしっかり聞く事も
していきたいものです。





#アストロノート認定講師 #コーチング #コーチ探せる #西洋占星術

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