今、やる事
Jul
31
道の脇を颯爽と走る人が父に見えたり、
スーパーでカートを押す人が母に見えたり、
日常のふとした瞬間に
視界に飛び込んでくる親世代の人々を
つい自分の両親に重ね合わせてしまいます。
両親が他界するまでは
こんな風に
面影を誰かに重ねる事はありませんでした。
父が生きていたら
一緒に走っていたかなぁ?
母が生きていたら
こんなに一緒に買い物に来ていたかなぁ?
明日が当たり前に来ると思って
何もしなかった過去を悔やんでも
何も戻ってはこないのが現実。
何の予告もなく突然他界した両親に
私は最後のお別れも、感謝の言葉も。
何も言えなかったことを
今でもずっと悔やみ続けています。
そしてこの後悔は
一生背負っていくものだと覚悟しています。
覚悟すると同時にひとつだけわかっている事、
それは
先送りしない事
人の命がいつまで永らえているかは
本人だけでなく誰にもわかりません。
今でも実家には
父のTODOリストがそのまま残っています。
「後でやろう」が沢山書かれたリストを見るたび
「今できる事を一つでもやりなさい」と
父からメッセージをもらっているように感じます。
後で、
明日から、
が出来ないかもしれない。
だから、
大切な人に伝えたい思いは
絶対後回しにしないでおこうと
あの日から決めたのでした。
ありがとう、
ごめんなさい、
大好きです、
大切です、
全て言葉にしないと相手には伝わらない。
今、伝えないと後悔するかもしれない。
意地を張らないで
自分の気持ちに素直に生きていきたい。
真夏の太陽にジリジリ焼かれながら
改めて感じた夏の日です。
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