その話が聞きたかった!
Jul
1
オンリーワン営業コーチ
わきさかふみこ
です。
我が子と同じくらいに
年の離れた他部署の新人さんと一緒に
お得意様周りをする機会がありました。
新人さんは研修の一環で、
様々な部署の業務を体感します。
営業歴は長いけれど私は人見知りです。
そして、
今回行動を共にする方もまた人見知りらしく
移動中の車の中では
静かな空気が流れ始めました。
まずい。。。
何か話さなくては・・・
これから訪問する先の
お得意様とのエピソードを話す事にしました。
話の内容は
武勇伝とは程遠いドタバタ失敗劇場。
自分で話しながら感じたのは
自分の失敗劇場のバリエーションの多さに
我ながらビックリしてしまった事です。
そんな時にミラクルが起こりました。
自分から発言しなかった新人さんが
「その話が聞きたかったんです!!」と
ポツリと話をはじめたのでした。
色んな部署の先輩と一緒に行動する度に
とても緊張してる事。
緊張する理由は
「みんながすごい人に見えるから」で、
どう接していいのかがわからなくて
黙ってしまっていた事。
自分の緊張をほぐそうと話をしてくれるけど
武勇伝が多くて
「すごいですね」しか言えない事。
見た目だけでもすごい人に見えるのに
更に武勇伝を聞かされると、
もっとすごい人に見えてきて
自分なんかが
変な質問をしてはいけないと思うと
もう何を話していいのかわからなくて
黙り込んでしまうのだとか。
聞きたいのは武勇伝ではなくて
「かっこ悪い話」や「泥くさい話」
先輩方のすごい話ばかり聞いていて
不安の沼に引きずり込まれていた気持ちが
一旦ストップできたようです。
でも、まだ沼の淵にいるようなのですが。。。
この同行は
私自身にも大きな学びになったことを
感謝の気持ちと一緒に
お別れする時に伝えました。
新人さんはちょっとびっくりしながらも
笑って言ってくれました。
『「今日、一緒に行動する人は変わった人だよ」と言われた意味がわかりました。』と。
え?
私は変わった人の部類に入っていたの???
これもまた新しい発見です。
変人でもいいのです。
「その話が聞きたかった」と
言われたことが
私はとても嬉しかったのです。
あなたなら、どんな話が聞いたいですか?
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