「自分ならそんなミスはしない」と言われたら
Aug
4
オンリーワン営業コーチ
わきさかふみこ
です。
新車販売の営業をしていた大昔、
新車の契約が取れなかった時に
「俺ならそんなミスはしないけどな」
当時の上司に嫌味を言われる事がありました。
「アンタなら本当に契約取れてたの?」
悔しさとイライラの狭間でメラメラしながら
後でなら何とでも言えるし、
タラレバでどれだけでも盛れるな、
それなら今から代わりに巻き返しに行って
話しをしてくれたらいいのに、
と思っていました。
後味の悪い会話の終了で
モチベーションは下がったまんま、
これが常態化していましたが
これが普通なんだと何もせず諦めていました。
どの時代にも
私が経験したのと同じような事は起こっていて
似たような話を聞く機会が多々あります。
変えられない過去は
誰でも好き勝手に言い換えられます。
どれだけ自分が優秀ですごいか盛り放題!
だけど
少し前でも過去は過去、何も変わりません。
子供に向かって
「お母さんならこんな事しなかった」
家族に向かって
「私ならこんな風にはしなかった」
同じ事を自分がしていた事に
今更ながら気付いて猛省中です。
変えられない過去にとれだけフォーカスしても
起きた事を変えることはできません。
それなのに、
あれこれとタラレバで盛りたくなるのは
どうしてなんでしょう?
自分を肯定したいから?
周りに認めて欲しいから?
私は正しくて間違ってないと知らしめたいから?
嫌な気持ちではなくて
前向きな気持ちで会話は終わりたいものです。
過去のタラレバに目を向けるのではなく
変えられる未来に目を向けて
「次はどうしたら出来るかな」に変換すれば
会話もアイデアも拡がります!
これは絵に描いたお餅にならないように
私が実践しているコミュニケーション術です。
「自分ならそんなミスはしない」と言われたら
いらっとしたりむすっとするんじゃなくて
「次はどうしたらいいと思います?」
言い返してみましょう。
言うのはタダ!
言わなかったら何も変わらない未来が
言った事で変わるきっかけになるなら
言ったもん勝ちです。
それでも何も変わらなければ…?
言い方を変えたり
言う相手が変われば
また違う未来につながりますよ。
何が拾っていただける内容があれば幸いです。
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