かつて、疑惑のデパート、疑惑の総合商社と面白おかしく報道された鈴木宗男氏。 アフリカ、ロシアへのODAが悪であるかのような報道が続いた。 ロシアとの独自のパイプを持って外交にイニシアティブを発揮していた宗男氏が失職すると、北方領土の交渉は行き詰まった。 また、日本は中東からタンカーでドラム缶1万1000本分の燃料を使って石油を運んでいる。 千歳空港からわずか1時間の距離に、サハリン(樺太)があるにもかかわらずだ。 この間、韓国は大きくビジネスを拡大したが、それより近い場所にいる日本人が、そこで活躍することはない。まさに異常な事態だ。 国連における決議では、その国家の数の多いアフリカの票が大きく影響する。 だから、先見の明を持ってアフリカを支援していた。 いまや、中国がやりたい放題だ。 残念ながら僕を含め、あの時の世論としては理解されなかったが、あの時の活動こそが、今日の日本で活かされる筈のものだった。 ベトナムに行ったとき、僕はベトナムのODAに批判的な目を向けたが、次の時代を勝ち抜く事は、現在の収支とは別の問題だ。 鈴木宗男氏の目は、今も輝いていた。 小泉政権の評価と言う部分で、一部考えが違う部分もあるが、信念を持った本物の政治家であることを、強く感じた。 何の違和感もなくだ。 最初にシナリオありきの報道とは怖いものだ。 経営もまた同じであろう。 次を読む人間でありつつ、報道を上手く活用する。 そして結果を残す。 今日もアクセルは全開で。
Posted at 2014-10-16 19:24
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