先日の社内ミーティングでは、我々システムコンサルタントの資質に関しての話題も出した。 技術力が同じであれば、3年後に仕事はなくなる。 だから、いつも新しい技術の習得を継続しなくてはいけない。 もっと大事なことは、同じ技術力を持っていても客先に人気のある技術者と、そうでない技術者がいる。 この事を馬鹿にしてはいけない。 人気は、リピート受注と料金に直結する。 ビジネス上、最も重要なポイントなのだ。 では人気は、どこで決まるのだろう。 もちろん、誠実な事は大切だ。だけど、それだけではない。 それが、コミュニケーション能力なのだ。 我々システムコンサルタントは、技術力の裏づけを持ちつつ、コミュニケーション能力によって、要件や希望を聞き出し、適切に判断を下さないといけないのだ。 コミュニケーションを閉ざす者は、自分の思い通りに設計するから、仕事は楽になる。 しかし、顧客のやりたいこととマッチした仕事になるはずがない。 顧客の希望よりも、自分の提案の方が優れていたとしよう。 その場合も、その提案内容を理解していただく為にはコミュニケーション能力が必要なのだ。 結果として、コミュニケーション能力は、人気を高め仕事の質をも高める事になる。 ミーティングではこの事を、説明した上で、 ソーシャル・アライアンス株式会社の桑原正守氏が書いた、「もし、坂本龍馬が営業マンだったら」を全員に配布した。 この本は、営業マン向けの内容ではあるが、コンサルタントの立場で読んでも、恐ろしいほど理解しやすい。 僕は至急に人数分の部数をそろえる為に、桑ちゃんに連絡した。 そして、桑ちゃんは快く対応してくれたのだ。
Posted at 2007-12-11 15:07
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Posted at 2007-12-12 02:50
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