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posted 2016-08-12 05:28
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<妖談>シリーズとして、『妖談うしろ猫』 に次ぐ二巻目が本書です。 高田馬場近くの竹林で、カミソリで切りつけられたと思われる若旦那の死体が発見されます。竹林には、二十代後半の美人の尼が人生相談を無料で行っていました。 やがて相次いで、竹林の周りで死体が発見され、南町奉行所の<根岸>は、部下の<宮尾>...
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posted 2016-08-10 05:30
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ファルコン
l南町奉行所の根岸肥前守を主人公とする「耳袋秘帖」シリーズは、『王子狐火殺人事件』 や 『八丁堀同心殺人事件』 などの<殺人事件>シリーズがあり、本書は、<妖談>シリーズとしての一冊目に当たります。 商いの評判のよかった瓦問屋のもろこし屋の主人がころされ、現場近くでは、「かのち」と書置きを残して失踪...
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posted 2016-08-08 05:28
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ファルコン
キリンビール派であり、ウイスキーは昔から、 「ジョニ黒」 一辺倒ですので、あまり、サントリーとのお付き合いはありません。 <開高健>や<山口瞳>を輩出した社風は面白そうだなとは見ていました。 本書は、現在の<サントリー>の創業者<鳥居信治郎>が、14歳で薬種問屋に奉公に出たところからはじまります、一...
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posted 2016-08-05 05:28
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ファルコン
<湊かなえ>は、『Nのために』 ・ 『少女』 ・ 『蝕罪』 などの作品で、ミステリー作家としてのイメージが強いのですが、本書は趣きが異なり少し戸惑いました。丸福デパートに努める「律子」は29歳。同僚の「由美」は上司と不倫、医者の妻である姉から山登りに誘われた「希美」は翻訳の仕事をしていますが親のスネ...
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posted 2016-08-03 05:28
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ファルコン
(三) に続き完結篇となる(四)です。 第(二)巻では、壮絶な地上戦の連続でしたが、ようやく村上水軍の本領発揮する海上戦が開始されました。 <景>は。著者んp想像の人物ですが、登場する人物たちが、史実に基づくだけに、現実感を以ってせまってきます。 泉州の海賊<七五三兵衛>との結着もつきひと安心したと...
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posted 2016-08-01 05:28
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ファルコン
前作 (一) ・ (二) の発売から、一ヶ月間を開けて(三) ・ (四) の続刊の発行です。 (二)では、信長軍と一向宗の門徒たちとの壮絶な地上での戦いが描かれていました。 家名を守るために戦う武士たちと勘定で物事を考える<景>は、序文は、戦に向いていないことを自覚それでも、りふじんな小田軍団にはむ...
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posted 2016-07-29 05:29
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ファルコン
警察官が拳銃を奪われ、その銃で殺される事件が発生。犯人は、同じ京都府警の刑事だと断定されるが、逃走。 被害者の息子<隆司>と容疑者の息子<伸人>は親友だったが、この事件を契機に決裂してしまいます、 この事件を境にそれぞれの家族は、悲惨な生活を強いられますが、<伸人>は映画撮影の小道具係として人生を歩...
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posted 2016-07-27 05:27
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ファルコン
入院している立場として、気になるタイトルとして読んでみました。 多くの現場の声を取り上げているルポだけに、現実感を伴って現在の状況が、よくわかりました。 本書の帯には、「まるで姥捨て山」と表示されていますが、あながち外れてもいない現状におののきを感じてしまいます。 患者おきざりの病院経営と看護師の現...
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posted 2016-07-25 05:27
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ファルコン
<伊坂幸太郎>ですので、ミステリー作品化と思いながら読み進めましたが、まったく異色のファンタジー物語でした。 鉄国という国境を接する敵国に戦争で負け支配される城壁の国「夜の国」です。その夜の国に住む人間たちと猫たちの恐怖を描きながら、動く巨大な樹「クーパー」を絡めた話しが語りかけられていきますが、着...
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posted 2016-07-23 05:27
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ファルコン
<新・古着屋総兵衛>を連続して 12巻目の 『死の舞い』 まで読みましたので、気分を変えて、第一次世界大戦が勃発(1914年)し、関東大震災(1923年)が発生、激動の10年間に発表された作品が、11作品納められている第1巻を手にしてみました。。 副題として、<日本文学100年の名作>とありますので...