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posted 2016-03-22 05:28
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
副題として<県警捜査一課・城取圭輔>とあり、また長野県警があまり小説には登場しない舞台設定ということで読んでみました。 事件は長野県庁で行われてた県会の定例議会中に停電が起こり、演説中の議員が射殺されますが、閉鎖された議場と傍聴席の中での事件だけに逃げた者もおらず、また凶器も発見されません。 議会開...
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posted 2016-03-20 05:26
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
刑事<姫川玲子>を主人公とするシリーズとして、『ストロベリーナイト』 ・ 『ソウルケイジ』 ・ 『シンメトリー』 ・ 『インビジブルレイン』 ・ 『感染遊戯』 に次ぐ文庫本最新刊が本書です。 本書で<姫川>は本庁捜査一課の主任から、池袋署の刑事課強行犯捜査係の担当係長になっています。 その池袋署管内...
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posted 2016-03-18 05:28
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ファルコン
先だって、一杯呑みに出向いた<憩い処「乾杯」>の<ハルちゃん>からいただいた文庫本 『花は桜木 人は武士』 を、さっそく読ませていただきました。 大阪府生まれで神戸市で育った著者らしく、多くの時代劇は「江戸」を舞台としていますが、本書は上方の「大坂」や「京」を舞台として、本書には7篇の短篇が収められ...
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posted 2016-03-16 05:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
今宵は<憩い処「乾杯」>で、「ホタルイカの酢味噌和え」 を肴に一杯呑んでいました。 時代小説も良く読んでいますので、女将さんの<ハルちゃん>から<鈴木周平>さんの文庫本、『花は桜木 ひとは武士』をいただきました。 どうやらお店に顔出しされるお客さんのようで、神戸市灘区に在住、本書に収録されている『ぴ...
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posted 2016-03-15 05:28
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ファルコン
物語が語られる舞台は、銀座の裏路地にあるバー「シェリー博物館」です。 <僕>は、あるひ老人から声を掛けられ、彼は外務省に勤務していた外交官<津村昌雄>と名乗り、戦前の歴史として表には出てこない自分の経験した隠された真実について語り始めます。 本書には四話が収録されていますすが、全権大使相当の身分で<...
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posted 2016-03-13 05:28
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書のタイトルである<アスクレピオス>は、ギリシア神話に登場する名医として死者をも甦らせるため、<ゼウス>の怒りに触れ雷撃で殺されてしまいますが、死後、蛇つかい座として天に登り、「医神」となりました。 小説の舞台となるWHOの紋章は、国連旗の図案に蛇が絡みつく杖をあしらい、医療のシンボルとなっていま...
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posted 2016-03-10 04:31
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ファルコン
主人公は<赤目小籐次>、「来島水軍流正剣十手脇剣七手」の剣豪であり、部類の酒好きな老侍です。 これまでに <酔いどれ小籐次留書> シリーズとして<幻冬舎文庫>から、19巻が発行されていますが、<文春文庫>から 『神隠し』 を一巻目として新シリーズが始まりました。 刃物研ぎを生業としている<小籐次>で...
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posted 2016-03-08 04:28
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ファルコン
プロローグとエピローグの間に、『廣田家の殺人』・『楠原家の殺人』・『鷹尾家の殺人』と、三つの殺人事件の章があり、一見関連のないそれぞれの殺人事件が、最後の『衣更月家の一族』の章で、見事に繋がりを見せる構成で、読み終り「なるほど」と感動を覚えました。 夫から逃げ出した妻<宮坂晴菜>は、姉<廣田優子>の...
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posted 2016-03-06 04:29
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ファルコン
神戸っ子として、「異人館」という言葉が気になり手にしてみました。 書き出しの部分では舞台となる町の名称も表われず、長崎か横浜なのかが分かりませんでしたが、文中に「諏訪山の展望台」が出てきましたので、神戸が舞台だと分かりました。 7歳のときに誘拐に合い、その恐怖で前後の記憶が定かでない<此花千景>は、...
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posted 2016-03-05 17:33
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ファルコン
今朝の『讀賣新聞』の朝刊のテレビ欄にある「試写室」にて、<桂望実>原作の 『嫌な女』 が、「HHK BSプレミアム」(日曜日・22:00~20:50)の時間帯に、連続6話にて放送されることを知りました。 最近のテレビドラマは、<向田邦子>や<橋田壽賀子>、<ジェームス三木>のような放送作家の作品では...