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Search results for "#詩"
  • サンデーモーニング

    さしのべた長い朝日に 窓を開けると 冷たい空気が心地よい こんな一月の空に僕の身体は のぼって行くように軽くなって 猫もひょいとベランダの手すりに そしてカシャとハイポーズ 青い空の開放感 温かな朝日のハグを感じながら 詩なんて書いている ああ俺は今朝も幸せ野郎だ...
  • 詩作品の推敲

    詩作品の推敲にて、言葉の使い方を修正する作業がなかなか難しい。何が難しいか、というとまず一字一字と文字をきちんと見ること。これがなかなか普段はしないことで、文字を読むのにだいたいのイメージで流し見をしているからだ。 一文で助詞がダブり異なる主語が複数あったり、「てにをは」がおかしくなっていないか、「...
  • #月詩

    お月さん そんなにでかい顔して ほっぺが紅くて 一杯やっているのかい じゃあ俺も今宵は付き合うよ どうだい最近はお月さん えっ 地球の色が気になるって 昔はきれいな色だったって なんだか酔いのさめる話だね…… おーい お月さん もうそんな高いところで 小さくなって寝ているんかい...
  • 木村孝夫さんの詩が国境を越えて

    大先輩でたいへんお世話になっている木村さんの詩が 海外のチャリティーコンサートで朗読されることになりました。 ずっと震災の詩を書き続け 被災後の現地を案内されるボランティアなどされ メッセージを送り続けている素晴らしいかたです。 英語で拝読されるようですが、とても楽しみだな。...
  • #手洗い

    僕は詩に手を染め 足を洗えなくなり 手だけを洗うようになった いや待てよ 詩は悪ではないのだから そんな言い方は変だな でも中毒性があるのは 間違いなさそうだ 授業中に詩を書き 気がつくとチャイムがなって 手洗いだけを済ませ 続きを綴った...
  • グラスが落ちた

    痛みが遠隔の身体を抜け 握り込んだ拳では散らばりに さし伸べることも出来ない 環境に従う水の意志は 自由だと錯覚して逃げて行く 迫る有限の埋め尽くせぬ 近づけば遠ざける瞬間への 最後の反骨を見た...
  • #スキー詩

    ナイタースキーのリフトが止まる 隣には知らぬ女性 綺麗な女神に微笑む俺 くだらない話に付き合ってくれ 楽しいひと時を過ごす幸せ感じ しかし ト、トイレが近くなって リフトが動き出すと じゃあ、とトイレに走る そして、ゲレンデに戻ると…… どうやら彼氏がいたようだ だよね〜...
  • おとなのことば

    ぼくが歩くと 「むねをはりなさい」 おとなにいわれた 空を見て歩くと 「地を見て歩きなさい」 おとなにいわれた 下を見て歩くと 「まえを見て歩きなさい」 おとなにいわれた ないて歩くと 「なくんじゃない」 おとなにいわれた おとなはだれも 「どうしたんだい」 と聞いてくれない (再掲、ちょっと推敲)...
  • #ケーキ詩

    喫茶店でケーキセットを頼んだ ケーキが食べ終わる頃に ビニールの小さな破片が入っていた あの〜 これが入ってました 替えは要らないので大丈夫ですよ お知らせしただけ たいへん失礼しました とコーヒーのお代も取らなかった なんだろう この申し訳ないケーキの後味は……...
  • #詩人の本懐 「審判」

    アウトっ 嘘だろピッチャーの手から ボールが離れてから走塁したぜ 町内のソフトボール 守備の選手は俺に微笑みを見せた ここで審判は絶対だ ひとが間違えることも 自分が間違えることもある しかし真実を閉じ込めてはいけない おいっ どこに目をつけているんだよ 退場っ...
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