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Search results for "#詩"
  • 私たちの更生

    卑屈な重力を持つ教室 窓から飽きるほどの時間を眺め 椅子にカラダを落としていた 彼はあれから どんな人生を送ったのだろう 中学生の頃から 随分と月日が経ってしまった ソリコミから汗が滲みると ハンカチを当てながら痛いという 革鞄の薄さを自慢 ボンタンのタックを深く深く ツッパリを着飾る (ボンタン ...
  • 詩生活

    なにも書かれていない画面 詩を書こうとする不思議があり 自分を見つめる自由の中で 集中している世界が広がって 作品が出来あがってみれば たいした作品にはなっていないが 表現された充実に幸せを感じる 気持ちを言葉で遊び繋げ 自由はいつも保障されている 不自由があるとすれば 表現する技術の不足くらいで ...
  • 永遠

    君は瞳の力を弱めながら 僕と再び逢える場所について 手を握りながら話したね 悲しみの向こうには 希望がきっとあるからと 目の前に襲ってくる 僕のどうしようもない気持ちの 景色に光をあてようとして 君は彷徨い苦しいはずなのに 空への準備をさり気なく優しい顔をして 人生の到達点に立ってしまった 僕を知り...
  • 5・7・5

    なんとなく、なんともない俳句
  • ひとりぼっち

    落ちてゆく紙くずを眺め 僕は何処でなにを しがみつきこともなく 風に揺られ ゆらㅤゆらㅤゆらㅤゆらら ひとりぼっちの苦笑い 抜け出した希望は不自由に 僕の寂しさは身勝手を 知っている悲しみ それがどうした、と 雑踏の足音が響いて だからどうしたいのさ、と クラクションが迫って ひとりぼっちの僕が揺れ...
  • かぞえてみたよ

    ひとつではない ふたつでもない それならみっつ いやいやよっつ いつつあるよな むっつないかい えっマジななつ ばかなやっつだ うそっここのつ きせきのとうだ...
  • おやすみなさい

    アルペジオの音色 夏の夜はすこし涼しげを弾ませ iPadを両手にソファで寛ぎ 詩を書くつもりが 目を閉じて旋律を追いかけ 流される時間の渦に回り どこへ連れて行くのだろう 知らない街が輝いて その先にはきっと海があって 風が吹いて僕の髪は揺れ ハイビスカスが空を眺め 僕は両手をひろげて 鮮やかに光は...
  • 魂う(いう)

  • 月 さあ さあ来い どんどん来い 月曜日は卑屈気味 ここは戦闘体勢のポーズで 無理矢理に最強精神の武器を両手に バンバンそうバンバン撃ちまくって行こう...
  • 教科書にあるような詩を

    少し早く家を出て ホームのベンチに座わり 一編の詩を書いている 風が軽く吹き 蝉が遠くで鳴いて 昨日読んだ誰かの 教科書にあるような 詩を思い出しては考える 言葉を磨きすぎると 僕の好きな詩ではなくなる 未熟なところで止める そんな勇気も必要だろう ピカピカに光った詩を 書けないから負け惜しみで 言...
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