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posted 2017-06-20 01:00
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
追いかけて 逃げて行く自分を 見ようとする 指摘され すぐに受け入れられる そんなことではない 時間が必要だ 空の青さの 青に気づく頃には 白や黒の色合いも知り 己色の存在を模索 追いかけて 逃げて行く自分を 見ようとする 肯定の中に否定を宿し 今までと変わらない道だが 見ようとすることで違ってくる...
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posted 2017-06-18 14:16
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
昨夜は鉛の鈴が鳴り 一日の重みに 鈍くギシギシと もしかしたら 初めての痛み 言葉では誤魔化せずに 朝だけはやってくる 軽く笑ってしまおう そう軽く 笑えるのだから びくびくしても いい方には 行かないだろうし 冷めて流そう 自分を守るように そんな朝に 娘が「おはよう」と 普段は素っ気ないのに 軽...
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posted 2017-06-18 03:00
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
いつからだらう 太陽が足元にあって 僕の影は太陽系を彷徨い たまに 楽しんでいるよ そんな手紙が 届くようになったのは 最近は地球に 影たちが集まって 遊んでいるらしいよ 影たちが影踏み鬼して ケラケラ笑い 野を越え山を越え たまにイルカと泳いだり なんだか楽しそうだ 僕といえば 紫外線を浴びすぎて...
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posted 2017-06-15 18:27
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
最近、鎖骨やら胸骨の変形が出てきた いったい俺は人間から どんな動物になろうとしているのか 朝、骨の変形に気がつく 日中は身体もカッカしているから 静かな光と共に 痛みから焦りとして目覚める ドクターは言う そういう人、いるんだよ まあ、頚椎もくの字への字に ガクガクになっているのだから 骨が少し出...
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posted 2017-06-15 04:49
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ナインテーン フォティファイブ(1945) と ヒロシマ、ナガサキ の言葉が車内で聞こえる そして笑い声 聞きとってしまった英語 この不快感は辛い この話はどこから来て 何処へ繋がり どう収まるのだろうか とても悲しい朝 現実が過去を笑っている 過去が現実に泣いている トエンティ セブンティーン(2...
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posted 2017-06-13 18:28
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
殻の中で 僕はずっと詩を綴っていた 外の世界は眩しそうで 四十年も躊躇していたのさ 自分だけの世界で 十分と思っていたけれど やっぱり僕の中にある 飛び出したい言葉が背中を押した 勇気を出して頭を出したら 雨が降っていて 誰かの言葉が響いていた でん でん むしむし かたつむり お前のことだよ 僕は...
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posted 2017-06-13 15:46
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
鉄線へ 精神の美をもつ君は 僕の幻想とは違って 鋭い角度で咲き誇る 雨に染まらぬ強さも 良かれと思うその姿 紫陽花より...
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posted 2017-06-11 08:44
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ごきげんよう ようこそいらっしゃいました 雨の中を大変でしたね どうぞこちらへ そうですか 上司の方がお休みを入れてくださったのですか 貴重なお休みの日に 字念屋へお越しいただき有難うございます 紫陽花も色づき始めましたね ゆったりとした気持ちで 占いを聴いてくださると宜しいかと思いますよ では あ...
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posted 2017-06-11 05:41
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
詩に染まる日々の中 そよそよと吹く風にうたた寝 小鳥がさえずり 僕はどこかの記憶にいて 言葉のない詩 理想の舟 雲の上で揺れている 夢は詩を模りながら 曖昧な正確さを持って 歌うのだから 敵うわけがない ああ、この感じを 言葉に出来たのなら 僕はきっと詩人になれる 完全に目が醒めると 言葉に縛られ ...
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posted 2017-06-09 04:18
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
この世界に腹を抱え笑ってしまう 詩があってもいいじゃないか そうだこの方向性でいこう しかし、笑わすというのは なかなか難しいかもしれない ひとによって笑いのツボは違うし こりゃ詩とは言えない 俺は認めない、と 真剣に怒るひとがいるかもしれない だが、やってみないと わからないってことは良くある話 ...