-
posted 2024-05-09 13:38
たいぞーのブログ
by
たいぞー
先月末、走っている最中に「自分の持っているほとんどの本を処分したい!」という衝動に駆られました。 「整理収納」のマインドに完全にシフトしたことが、その要因かもしれません。 しかし、死期を悟ったとき、きっと新書なんて読まないですよね。 ふと、そんなことも考えてしまい、どうせなら、お得意の「10...
-
posted 2024-05-07 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
コロナ禍の影響で、著者の日本全国の居酒屋やバー巡りのテレビ番組もなくなり、カメラを首からぶら下げた赤ら顔のレポーターとしての著者ともしばらくお別れでしたが、呑み助の心をくすぐりそうな『大人の居酒屋旅』を手にしました。 兵庫県からは、姫路や明石の「たなか屋」が登場、なんと我が神戸も登場するだけに、...
-
posted 2024-04-30 05:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
著者<石田夏穂>(1991年埼玉県出身)の『我が友、スミス』は、2021年・第45回すばる文学賞佳作となり、デビュー作品です。同作は第166回芥川龍之介賞候補にもなりました。 スポーツジムにて筋トレに励む29歳の会社員「U野」は、Gジムで自己流のトレーニングを1年ばかりしていたところ、別ジムを設...
-
posted 2024-04-26 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
<石持浅海>による「殺し屋」シリーズ第3弾『弾女と男、そして殺し屋』が、2024年3月10日に文庫本書下ろしとして発売されています。本書には短編4作に加えて、表題作でシリーズ初の中編『女と男、そして殺し屋』の5作品が収録されています。 本書の主人公は、普段は経営コンサルタントとして働く「富澤允」...
-
posted 2024-04-22 05:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
『白鳥とコウモリ(上)』では、時効が成立した殺人事件の真犯人であり、今回の白石弁護士殺人事件の犯人であると自首してきた「倉木達郎」を巡る事件の概要が描かれ、自供内容が父らしくないと疑問を感じた息子の「和真」と、「倉木達郎」の供述による殺人の動機が、殺された弁護士の言動には納得できない娘の「美令」が、...
-
posted 2024-04-19 03:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
本書『白鳥とコウモリ』は、2021年4月に刊行され、文庫本として2024年4月6日に(上・下)2分冊として発売されています。 2017年、東京竹芝の河川敷で善良な弁護士「白石健介」の刺殺体が発見されます。 本庁捜査一課の刑事「五代努」は、所轄若手の「中町」巡査と組み捜査を始めます。自首してきた「...
-
posted 2024-04-15 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
『ゆれる』(2006年)・『ディア・ドクター』(2009年)・『永い言い訳』(2016年)・『すばらしき世界』(2021年)などの映画監督<西川美和>(49)のエッセイ集『ハコウマに乗って』が、4月5日に文藝春秋より刊行されています。 映画の原作として執筆した『永い言い訳』で第28回山本周五郎賞候...
-
posted 2024-04-11 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
<堂場瞬一>の「ラストライン」シリーズとして、『ラストライン0 灰色の階段』に次ぐシリーズ7冊目の『ラストライン6 罪の年輪』が、2024年3月10日に文庫書下ろしとして発売されています。 立川中央署の捜査一課の主人公「岩蔵剛」も55歳になり、定年延長であと10年は刑事生活が続くと考えているとき...
-
posted 2024-03-29 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
<水村舟>の本書『県警の守護神 警務部監察課訴訟係』は、第2回警察小説新人賞受賞作品です。警察小説といえば、殺人事件を扱う捜査一課モノが主流ですが、サブタイトルの「警務部監察課訴訟係」という珍しい部署で気になりました。警察が訴えられたときに対処する部署です。 主人公は交番勤務の新人女性警察官「桐...
-
posted 2024-03-23 04:45
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
著者<玉岡かおる>は、兵庫県三木市生まれということで、大正から昭和初期にかけて日本一の年商を誇った商社・鈴木商店を、女主人<鈴木よね>の視点で描き織田作之助賞を受賞した『お家さん』、皇室御用達百貨店「高倉屋」の礎を築いた女主人の人生を追った『花になるらん―明治おんな繁盛記―』など、関西発祥の企業を題...