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posted 2016-07-22 04:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
ビール党、しかも昔からのキリンビール派としては、おもわず手に取りました「講談社α新書」の一冊です。 東京本社から、売り上げの低迷する高知支店へと左遷された著者が、視点の営業マンの意識改革に臨む奮闘記ですが、随所に出てくる消費者側の意見「なぜ、キリンラガービールの味をかえたのか?」は、わたしも疑問に感...
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posted 2016-07-20 05:30
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
l<新・古着屋総兵衛>シリーズとして、 『八洲探訪』 に次ぐ、第12巻目が本書です。 長崎伊王島沖合に二百年も前のガリオン船が現れ、仮面をつけた戦士たちが、船上で怪しげな舞いを続けています。江戸では、一番番頭の<信一郎>と<おりん>の祝言に合わせて新居の建設が順調に進む中、五回目の大古着市の準備が進...
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posted 2016-07-18 05:28
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
l<新・古着屋総兵衛>シリーズとして、『異国の影』に次ぐ第11巻目が本書です。 文化二年の正月も、平穏な中幕を開けましたが、一年振りに帰国した<信一郎>と<おりん>の祝言と新居話、次の貿易航海に向けての宣団長の人選に苦慮している最中、武州・上州など関八州の田畑が荒れ、無宿者が増えているとの情報で、<...
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posted 2016-07-16 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<新古着屋総兵衛>シリーズも、前作の 『たそがれ歌麿』 に次ぐ、十巻目が本書です。 このシリーズもどこまで巻を伸ばすのか、気になるところですが、本巻も総兵衛の身の回りに次々と新しい展開が繰り広げられます。 深浦の舟隠しを監視していたおこもの<忠吉>から、松前藩とイギリス海軍測量船がちょうさをし...
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posted 2016-07-14 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
お笑いのせかいだけでなく、今や映画監督としての知名度の高い著者ですが、毒舌家としても一流だと思います。 芸人としての日常は、弟子である<水道橋博士>が、取り蒔きの弟子たちを含め 『芸人春秋』 に詳しく描かれています。 一般人が打言えばヒンシュクを買いそうなことを、自由気ままに一刀両断に切り捨てて持論...
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posted 2016-07-12 05:27
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ファルコン
l転校生の<修司>は、風変わりな司書<馬渡>に、奇妙な「霊感検定試験」を受けさせられ、三級の認定を受けます。バイト代が必要な<修司>は、<馬渡>の高額なバイト代に魅かれ霊感に関する事件にかかわるようになっていきます。 霊感のある高校生を中心として成仏できない女子高生たちを救おうと、彼らの活躍を中心に...
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posted 2016-07-10 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
拿捕した船が、大阪本願寺で籠城している一向宗の仲間に兵糧を届けることだと知った<景>は、陸の戦というものに興味をもち、<織田信長>軍と、泉州淡輪の海賊<七五三兵衛>たちを中心としての攻め合いに首を突っ込んでいきます。 この第二巻は、全篇戦の描写でしめられており、迫力ある戦場状況に圧倒されました。...
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posted 2016-07-08 05:28
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者のさくひんとしては、『忍びの国』 ・ 『のぼうの城』 など、読みやすい文体で楽しめましたので、今回も本屋大賞第1位ということで読んでみました。 瀬戸内海の島々を治め、大きな勢力を誇示する<村上武吉>の娘<景>を、主人公に据え、彼女は、男勝りで海賊働きに明け暮れ、地元では嫁のもらいてがありません。...
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posted 2016-06-28 05:28
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
17歳のデビュー作『インストール』(2001年11月)で文藝賞、『蹴りたい背中』(2003年8月)で第130回下半期の芥川賞、『かわいそうだね?』(2011年10月)で三島由紀夫賞と輝かしい経歴の著者ですが、寡作なため最近は、作品を目にする機会が少なく感じていました。 本書は、表題作を含む4篇の短篇...
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posted 2016-06-27 06:00
日常のつぶやき~この庭と草木
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moon
毎週彼女の「今週の空模様」に勇気をもらっています。 悪いことが記載されていない・・・前向きなアドバイスがそこにはあります。 空模様ではない本を図書館にリクエストしました。 本は買って読む派でしたが、終活に入り、本は買わずに図書館で借りて読む派に転じました。 文化の香らない市の図書館に蔵書はなく、購入...