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posted 2018-10-24 05:34
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者のお二人は、20代半ばの頃に同じ雑誌部編集部の同僚だったようです。 本書は、1998年7月から2001年1月まで雑誌『フィガロ・ジャポン』で連載されていたエッセイを本にまとめたものです。同じテーマで、「私はこう思うの、あなたはどう思う?」「そうね、私は・・・」というお手紙のやりとりのような構成に...
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posted 2018-10-22 05:32
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ファルコン
主人公は郵便配達員として働く30歳の<僕>で、猫と<キャベツ>と暮らしています。 そんな<僕>が、脳腫瘍で余命わずかと宣告されます。絶望的な気分で家に帰ってくると、自分と同じ姿をした男が待っていました。その男は「悪魔」だろいい、「この世から、何かを消す。その代わりに寿命が一日伸びる」という取引を持ち...
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posted 2018-10-20 05:20
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
「そばめし」 発祥の地として神戸新長田地区界隈を舞台としているだけに、神戸っ子としてはすごく楽しめました。 長田のお好み焼きに欠かせないソースを造り続けている間口ソースが、高利貸しから借りた借金のためにつぶれるということを知った人情暑い三代目川本組の親分<川本甚三郎>は、伝統ある間口ソースを絶やさな...
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posted 2018-10-16 03:36
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ファルコン
2012年に刊行され200万部を超えるベストセラーになった本書ですので、すでに読まれた方も多いと思います。 著者の<渡辺和子>(1927年2月11日~2016年12月30日)さんは、キリスト教カトリック修道女 (修道女名:シスター・セント・ジョン)であり、1963年、36歳にて 岡山県ノートルダム清...
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posted 2018-10-14 16:57
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ファルコン
mm
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posted 2018-10-13 05:33
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ファルコン
<堂場瞬一>ファンなら架空の県庁所在地としての汐灘市を舞台にした<汐灘サーガ>シリーズはよくご存じだと思います。 本書は 『長き雨の烙印』 に次ぐ第2作目に当たりますが、単独に読んでも差しさわりはありません。 引退を決意していた汐灘出身の大物代議士<剱持隆太郎>は、後継者指名問題で頭を悩ませていまし...
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posted 2018-10-10 04:31
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ファルコン
「傭兵代理店」シリーズは、『傭兵代理店』で始まり『傭兵の岐路』で終わる全11巻が、シリーズの第一弾です。 本書は第2段目の幕開けの1巻目に当たります。前シリーズでは、日本において非公式に特殊任務をこなし政府にも徴用されていましたが、国際犯罪組織の陰謀で日本における「傭兵代理店」はつぶされてしまいまし...
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posted 2018-10-07 05:37
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ファルコン
副題に「みをつくし料理長特別巻」とありますように、第1巻の 『八朔の雪』(2009年5月)にはじまり、10巻目の 『天の梯』(2014年8月)で完結した物語のその後が楽しめ構成になっています。 「つる屋」の店主<種一>のあわただしさから、大坂に戻った<澪>を訪ねようとする、珍道中や、<澪>の幼馴染の...
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posted 2018-09-22 05:32
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ファルコン
好きな作家の<今野敏>であり、酒に関連するタイトルが使われていますので、思わず手に取りましたのが本書です。新刊本ではなく1989年に同社からすでに刊行されています。 主人公の<私>は、表向きは相山流の茶道の師匠なのですが、裏の顔として祖父が編み出した中国拳法の極意を継いでいる武道の達人でもあります。...
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posted 2018-09-18 05:39
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ファルコン
関東大震災で職を失った17歳の<石嶺こより>は、仕事を求めてカンダ神保町の裏通りにあ小さなる古書店「ねんねこ書房」を訪れます。 店主の<根来佐久路>は、本業の傍ら「よろず相談」を引き受けており、たまたま面接時の時に相談者と巡り会わせた<こより>は、<佐久路>から、謎解きを掛けられ、正解すれば店員とす...