ギター余話

着実に高度をかせいでいく。

あっ！という間に休憩した場所が小さくなる。

それにしてもこの登りはかなりきつい･･･！！


次の休憩までの時間が気になる･･･。

「小太郎尾根」に到着。

正直ここまででかなりバテた･･･。

「北岳肩の小屋」の標識が見えてホッとしたところだ。


北だけは最後のこの登りがめちゃくちゃ厳しい･･･。

日本第二位の標高は伊達じゃないと思う。

この登りは距離的にはそれほどでもないと思うが、

かなり時間がかかってしまった･･･。

「小太郎尾根」から眺める山並みは、

たしかに3000メートルの手ごたえはある。

真夏の強い日差しの中の山は、

その強い光の中に圧倒的な存在感がある。

モクモクと登るカナトコ雲の下は、

少し茜色に染まってきているようだ。

まだ夕暮れには早い時間帯ではあるが、

山の上は秋が少し早いのかもしれない･･･。

いいですねぇ。

見ているだけでワクワクしてきます。

3000メートルの山の風景は、

日常ではまず見ることはないですよね。


ほんとに大自然の中って感じがします。

とにかく歩いていくしかないですからね･･･。

人間の原点的な感じがしますよ･･･。