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おだやかに機嫌よく過ごす

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仕事や人間関係でイライラ・ザワザワすることはありませんか。
なぜそうした気持ちが生まれるのでしょうか。

人が悲しくなったり怒ったりするのは
自分が想定していることと違うことが起きているからです。

では自分の想定とはなんでしょうか。
それは脳の使い方です。
脳の使い方はひとそれぞれに傾向があります。
それを視覚化するものが「脳傾向診断」です。

これを使って、ご自身の考え方の傾向をお手伝いをします。
自分の考え方を傾向を知ることで、なぜいま自分がこのような感情でいるのかに気づくことができます。

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自分はどんな人なのか

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自分はどんな人なのか

「あなたはどんな人ですか?」


と聞かれたときに
どのように答えますか。


意外と
答えに詰まることが
多いのではないでしょうか。


知っているようで
知らないのが自分です。


自分自身がどういう人間なのか
セルフイメージが
言語化されていないと
明確に答えられません。


私も自分がどういう人でありたいかを
時間をかけて考えた結果


「おだやかに機嫌よく過ごす人」


と自分を認識しています。


自分が穏やかで機嫌よく過ごすことで
周囲の人が安心安全感を感じて
なんでも言いたいことが言える


といった役割を果たす人間で
在りたいという思いがあります。


自己認識=セルフイメージ
が明確になると
自分がなんのために
何ををするのかがはっきりします。


セルフイメージを
言葉にして
日常的に言葉として発することで
自分自身に沁みついてきます。


そうなると周囲に


「あの人はこういう人なんだ」


とわかりやすく映るようになります。


自分がどういう人間なのかを
明確に認識できていると


周囲からどう見られるか
何を言われるかが
あまり気にならなくなります。


いわゆる
「ブレがない」
という状態です。


セルフイメージを言語化してみませんか。


言葉にして違和感があれば
また上書きすればよいのです。
そのうちにピタっとはまる
言葉が発見できたらしめたものです。



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論理だけではない

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論理だけではない

ビジネスでは論理性が求められます。

そのためビジネススクールでは
ロジカルシンキングやクリティカルシンキングを
最初に履修します。

過去に起きた企業の事例を
3Cや7Sなどのフレームワークに基づいて
説明するというトレーニングを
数多くこなします。

確かにうまくいった施策は
なぜうまくいったのか
ロジカルに説明ができます。

ですが、現実の問題は
変数が多すぎて
これから起きようとする未来の事象を
ロジカルに説明しようとするのは
なかなか難しいように思います。

ロジカルであることを優先しようとすると
前提条件を単純化せざるをえません。

見た目に
きれいな論理で説明されていても
「本当にそうかな」と
納得性の薄いものになります。

もうひとつありがちなのが
ロジカルであることを優先しすぎるために
周囲への配慮が足りず
理解を得られないことがあります。

「論理が通っているからこの説はもっともである」

という空気をまとっていると
なかなか合意は得られません。

論理的思考の先には
必ず「結論」がありますが
どれだけ見事にロジカルに説明されていても
その合意を必要とするひとたちの
感情に配慮できていなければ
合意が得られないのです。

論理性だけでは
人を納得させることはできません。

そのために粘り強い対話が必要です。

事前根回しをするという
泥臭いアクションも大切です。

ロジカルに考えることは
大事なことですし
時には大きな武器にもなるのですが

組織においては
合意を得るという作業を
避けて通れませんので

相手の信念や考え方を考慮したうえで
感情を慮った対話のスキルを併せて使うことを
考えておくと良いです。


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自分自身を知ること

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自分自身を知ること

私たちは子どものころから
いろいろなルールを守っていくようしつけられます。

・わがままを言ってはいけない
・先生の言うことはきちんと守らなくてはならない
・学校には遅刻せず休まずにいかなくてはならない

こうしたルールから逸脱すると
「問題児」というレッテルを貼られて
親が呼び出されます。

自分の子供が一般的なルールから逸脱していると
親は悲しみ怒ります。

子どもの人生に対する親の期待もしかりです。

・勉強して良い学校に入って良い会社に就職する
・無駄遣いをせず貯金をする
・家庭ができたら家を建てる
・定年まで同じ会社で勤め上げる

こうしたルートが幸せな生き方であるとされて
そのように生きるよう親は期待しました。

ここから逸脱すると
やはり親は悲しみ怒りします。

うちの子はまともではない、と。

親の期待を裏切ることで、親の感情を損ねることは
子どもにとっては辛いことなので
「良い子」は親のいうことを良く聞いて
その通りに生きていきます。

学校を卒業して
会社に入れば
会社や上司の期待に沿えるように頑張ります。

こうして
本来の自分に蓋をして
他者の期待を応えて生きることが
当たり前となり
疑問にも思わない状況が生まれます。

ここまでくると

「本来の自分とは?」
「本当にやりたいことは?」

といった問いに対して
まったく答えが出てこなくなります。

私自身もそうでした。
ただし、こうした他人の期待の応える生き方が
必ずしも不快なことではなく
得られるメリットもそれなりにあるので
本来の自分を知らなくとも
そこそこハッピーに暮らしていけるのです。

しかし人生の半ばを超えて
ふと自分の人生を振り返ったときに
自分は自分のやりたいことを
知らないままに死んでいくのはどうなのか。

ここまでこうして生きてきたのだから
このままこうして生きていく、というのもありかなとも思います。
それが辛くないのであれば。

ただその生き方は
穏便で平和で大過ないかもしれない。
辛くはないけれども、なにかしらの欠乏感がある。

そんな思いがあるのであれば
いちど本当に自分がやりたいことに
向き合ってみるべきです。

そのためには自分を知ること。
自分で自分の姿を客観的にみることが
できないのと同じように
自分の心も
なかなか自分で俯瞰することができません。

ですので
対話が必要なのです。

また自分を知るための
客観的に見てみるのも良いでしょう。

私が提供しているのは
「脳傾向性診断」です。
自分の脳の使い方によって
自分がどのようなキャラクターであるのかを
知ることができます。

診断テストの結果を
私と一緒に読み解くことによって
過去にあった人生の岐路で
どのような価値観で
どのような判断で
何を選択してきたのか
それを振り返ることができます。

自分自身を振り返ってみる機会を
作ってみることをお勧めします。

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習慣にすること

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習慣にすること

能力や才能は
もともと備わっているものではありません。

ごく一部に
天才と呼ばれる人はいますが
ほとんどは後天的にできていくものです。

プロ野球選手になる人には
才能が必要であるかもしれません。

プロ野球選手になる人は
子供のころから
野球を続けることで技術を身に着け
結果として
野球でお金を稼ぐことができるようになっています。

能力や才能は、
もとから与えられたものではなく
何かを続けていった先に
得られるものではないかと思うのです。

続けるレベルは
それをすることが
当たり前になるくらいまで
続けることです。

すなわち習慣にすること。

習慣にするといいものは何でしょうか?

・早起きの習慣
・読書の習慣
・運動の習慣
・振り返りの習慣

なんでも良いので
習慣になるまで続けてみることです。

習慣になると
その人にとっては
歯を磨くような当たり前の行為になるので
なんとも思いませんが

それが積み重なると
他の人からみれば
それが「才能」と見えるようになるのかもしれません。


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やることを絞り込む

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やることを絞り込む

ある程度の年齢になると
肉体的な衰えを感じます。

私も若い頃は
徹夜で仕事をして
なんとか納期に間に合わせるといったこともできましたが

いまは、夜10時を過ぎると眠くてどうしようもなくなり
徹夜などとてもじゃないですができません。
同じことをしても疲労度が違います。

読書にしても
200頁ぐらいの本であれば
2時間もあれば読めていたのですが

いまは老眼が進んだため
長時間連続で文字を追うことができません。
細かい文字も辛いので
kidleで文字を拡大して読んでいます。

人間に寿命というものがある以上は
誰しもこうした衰えから逃れることはできません。
これを受け入れなくてはなりません。

ピアニストのアルトゥール・ルービンシュタインは
89歳まで現役で演奏活動を行っていました。

もちろんルービンシュタインも年齢による
肉体的な劣化があったわけですが
彼は以下のことに取り組みました。

〇演奏する曲を絞る
〇若いころよりも時間をかけて練習する
〇スローテンポで演奏し
 早いパッセージのところを少しだけ早く弾くことでコントラストを際立たせる

こうした取り組みによって
長い間現役の演奏家として活躍ができたわけです。

これは生涯発達心理学の理論でいう
「補償を伴う選択的最適化(selective optimization with compensation=SOC)」
といいます。

選択的最適化とは以下の3つの要素があり
ルービンシュタインの場合は以下のようにあてはめられます。

①目標の選択:演奏曲を絞る
②資源の最適化:時間をかけて練習する
③補償:速いフレーズの前をゆっくり演奏することで、コントラストを際立たせる

これは今後高齢者という年齢に差し掛かった自分にとっても
参考になる考え方だなと思いました。

若い頃はなにごとも経験だと思って
なんでもかんでもやってきましたが
今後は

無理をせずに
やりたいこと、やって楽しいと思えることに
絞り込むことで
長い人生を楽しんでいければと思います。





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怒っている人は困っている

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怒っている人は困っている

身近に怒っている人がいたら
どう接すべきでしょうか。

私はコールセンターで働いてきましたので
多くのクレームの電話を対応してきました。

電話に出た瞬間
お客様は怒っているときがあります。

こうしたお客様に対して

「なんでお怒りなんでしょうか?」

と理由を聞いたら火に油です。

お客様は
理由を聞いてほしいわけでないのです。

こうあるべきなのにそうなっていない。

そのことに困っているのです。
怒る人は困っているのです。

なので

「お困りなんですね」

とお客様の心情に寄り添うと

「そうなんだ、困ってるんだよ」と

お客様の気持ちはいったん和らぎます。

怒りを発散することより
まず事情を聴いてもらおうという気持ちになります。

怒っているのは
望ましい状態になっておらず困っているからです。

困っていることに共感する。
困っていることに対してできることを提案する。

これだけでお客さまの怒りの感情を
引き取ることができます。

自分も怒りの感情が出てきたときには
どんなことに困っているのか

その背景を考えてみると
おだやかな気持ちになれるのではないかと思います。


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執着する対象は

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執着する対象は

「執着」とは

『ある物・事に強くひかれ、深く思い込んでどうしても忘れ切れないこと。』
引用:Oxford Languages

という意味です。

「こうでなければだめだ」と深く思い込んで
そこから離れられない状態です。

この学校に入らなければ
自分の人生はうまくいかない

このくらいの年齢なんだから
このくらいの年収はなくてはならない

この人に認められないと
自分の会社のポジションが危うくなる。
などなど。

執着が良い方向に働くと
目的達成の原動力になりもするのですが
執着してしまうと視野が狭くなります。

「東大に入って出世する」

これに執着していると
うまくいかなかった場合に
大きな欠落感が出ます。

東大にいかなくとも
出世できる方法はいくらでもあるし

出世だって
大企業に入って、部長か役員に昇進することだけではありません。

執着していることがうまくいかなかった場合
方向転換すればよいだけの話ですが

「~でなくてはならない」と思い込むあまりに
落ち込んでしまう。

ひどくなると自分を
「だめな人間だ」と否定してしまい
メンタルを病んでしまうことすらあります。

なかなかうまく行っていないときには
その対象が
本当にこだわらなくてはならないものなのかを
振り返ってみると良いと思います。

それって本当に手に入れないといけないもの?
そもそも出世しないと幸せになれないもの?

ほとんどの場合
執着する対象は他者の価値観です。

東大に入れば
安心して良い人生を歩むことができるという
価値観があるわけです。

自分のものではない価値観を
実現するために生きていく。

だとすれば
あまりにも物足りない人生ではありませんか。

自分の人生ですから
自分がどういう在り方であれば
納得して生きていけるのか。

その在り方によって
おだやかに機嫌よく生きていくことが
できればよいのではないかと思います。


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人間関係に行き詰まったら

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人間関係に行き詰まったら

人が他者と接するときの態度として
おおよそ3つのアプローチがあります。

1)自分の価値観を積極的に語る
2)相手の価値観を積極的に知る
3)遠慮して自分のことは語らない


1)の積極的に語る人は

自分の考えは正しいと思っていて
「こうしたほうが良い」と伝える人です。

場合によっては
それによって他者を救うこともありますが
疎ましく思われることもあります。

2)の相手の価値観を積極的に知ろうとする人は

目の前の相手に関心を持つので
「返報性の法則」が働いて
相手もあなたに関心を持とうとします。

「相手を理解しよう」と思うから
相手からも理解されることができます。

こうした人は
だいたい人間関係がうまくいきます。


3)の遠慮して自分の価値観を伝えない人は

他者からすると
どういう人なのかなかなか理解してもらうことができません。

理解されないから
「私のことなどどうせわかってもらえない」
と卑屈になってしまったり

「なんで私のことを理解できないんだ」
と他者のせいにしたりします。

そういう考え方だと
やはり返報性の法則によって
人間関係は良くはならないでしょう。

もちろん人のキャラクターは
いろいろな側面をもっていますから

自分がどのタイプなのか
一概に決められるものではありません。

時には1)であったり
時には2)や3)であり

相手や周囲の環境によって
出てくるタイプは変わるかもしれません。

大事なことは
いまの自分がどういう状態なのかを
振り返ってみることです。

なんだか人間関係がよろしくないなと感じた時は
その振り返りを行う機会です。

相手のことを理解しようという姿勢を
実践できているかどうかを
考えてみることです。

それによって人間関係は改善するはずです。



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他者基準か自分基準か

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他者基準か自分基準か

部下を育成するときに

「褒めて伸ばす」やり方が
有効であるといいます。

確かに
ダメ出しばかりするよりも

それでいいんだ
よくやったね

と言ったぼうがが良いのでしょう。

ただ

「褒められる」

というのは

他者から
認められるという報酬です。

褒められることに
フォーカスしてしまうと
報酬がないことに対して
欠落感が生じてしまいます。

他者の意向をかなえることで
他者から認められる。

その報酬がないと
安心できない体質になってしまうときついです。

安心できないだけでなく
他者から認められないと

「自分はだめなんだ」と

必要以上に自分を否定してしまうことに
なるとさらにきつい。

他者もいろいろです。

要求レベルが
高い人もいます。

そこまでやらなくてもいいのに
最上を目指す人。

そういう人は
なかなか自分も他者も
認めようとしません。

まだだめだ。
こんなもんじゃない。
もっとできる。

こういう人に認められようと思ったら大変です。

「どこまでやればいいんだ」
と途方にくれます。

そこまでやらなくても大丈夫です。

自分自身が

「ここまでやったじゃないか」

とやれたことを認識すればよいのです。

他者の期待に応えるのではなく
自分で自分を認める。

決して自己満足ということではありません。

高いハードルを超えるだけでは
人は成長しません。

自分で自分を認める。

自分の行動を
ひとつひとつ積み重ねて

夜の晩酌やお風呂などで
今日もがんばったなーと思えれば
それで良いのです。

他者が設定した基準に
達したか達してないかは関係ありません。

自分が
他者基準で生きているか
自分基準で生きているのか
いちど振り返ってみると良いと思います。



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過度な自己犠牲

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過度な自己犠牲




自分を犠牲にして
所属している組織に尽くす。

このような姿勢は
以前は美談のように語られていましたし
組織が目指す方向、実現したいことに
心から共感して行動できていれば良いのですが

あまりにも犠牲が過ぎると

「こんなに頑張っているのに・・・(報われない)」

という思いがでてきます。

自分が犠牲を払っているのに
周囲はのうのうと
マイペースに動いているように見えてくる

「自分はこんなにしんどい思いをしているのに」

と思い始めたら危険信号です。

このような思考になったら
いったん立ち止まって
自分の心の状態や行動を
俯瞰してみることが大切です。

チームファーストとか
部下育成を優先するあまり
みんなのために我慢する
自己犠牲型のリーダー。

けっこう多いです。
私もそうでした。

表面的には
部下想いの上司と
評価されるかもしれませんが
その分疲弊するので
パフォーマンスが落ちるのです。

相手や周囲を優先してしまう
自己犠牲型の人は

「本当はこうあってほしい」
「こうしてほしいんだ」

ということを
なかなか伝えることができません。

リーダーとしての
責任を全うするには
何をどう伝えなければならないのか。

部下のためを思うならば
自分はどう行動しなければならないのか
見つめなおしてみると良いです。

さらには
自問自答するよりも
信頼できる人に
自分の言葉で語ってみると
より自分の思いの解像度が
高まります。

過度な自己犠牲は危ないです。
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