もし第4次世界大戦が起こったら人類は・・・
Mar
19
原爆の基になる特殊相対性理論の生みの親の天才物理学者アインシュタイン博士は「第3次世界大戦がどのように戦うのかわたしにはわからない。だが、第4次世界大戦では、人類が石とこん棒で戦うであろう」ということばを残している。
第3次世界大戦が起こって、原子爆弾が世界中で使われたら、人類の文明社会は終わるということだろう、、、
どうしたら世界から戦争がなくなるんだろう、、、
わたしは戦争を体験していない。でも本や映画などを見て、戦争によって人間性が破壊されることがあると思っている。
そんな戦争が、世界からなくなる日はいつくるんだろう、、、
わたしが戦争についてはじめてじっくりと考えたのは中学生のとき。「アンネの日記 [注1] 」を読んで。
それまでも世界では戦争が起こっていたんだけど、子どもだったからね、戦争というものがどういうものか考えもしなかったんだ。
でも、「アンネの日記」を読んで考えさせられたな。
わたしとおなじ年ごろのアンネが、戦争の悲惨な状況な中で、どうしてこんなに前向きで明るい想像ができるの!と、ビックリしたのを覚えている。
戦争中だから社会的にかなりの不自由と強制を強いられていたはずなのに、こころが自由。どんな環境下でも自由なこころを持ち続けていたアンネのこころの自由さに、憧れのようなものを抱いたのを覚えてる。わたしもどんな時もこころの自由を持ち続けたいと。
強制収容所に収容された人々の瘦せこけた写真にも衝撃を受けたな。
子どもは未来の宝!なのに、強制収容所は、そんな子どもたちが真っ先に殺された場所。
強制収容所に収容された女性は、みんな月経が止まったともいわれている。栄養失調・劣悪な環境・精神的な苦痛・・・そんな環境が原因だったんじゃないかな。
アウシュヴィッツ強制収容所の寝る場所は、日本風の押し入れのような2段ベット ( 幅は約2メートル、奥行きはぎりぎり人間の背丈ほど ) の1段に10人くらいの人が詰め込まれて寝ていたそう。いくら痩せこけていたとしても、仰向けに眠るということはできなかったんじゃないかな。
1日が終わったら布団でぐっすり眠る、そんなこともできない環境は、わたしはやっぱりイヤだな・・・。
未来の子どもたちを産むための女性の月経という大切なサイクルが止まって、子どもたちが真っ先に殺されて、ぐっすりと眠ることもできない場所、そんな環境がまた生まれませんように・・・
Love & Peace を祈らずにはいられない、、、
~ ▲ 注釈 ▼ ~
[注1] 本「アンネの日記」
ユダヤ系ドイツ人の「アンネの日記」は1942年の6月から1944年8月までの約2年間、アンネフランクが13歳から15歳 ( 享年15歳 ) にかけて書いた日記形式の文学作品。
舞台は第2次世界大戦中、ドイツ占領下にあったオランダのアムステルダムの隠れ家に、ドイツのユダヤ人狩りから逃れるため身をひそめて暮らす、主人公アンネの家族や同居人たちの生活が描かれている。
多感な少女が歴史の荒波の中で、希望を失うことなく人の本性を信じて生きた姿が感動を呼んだ。
世界各国語に訳されて、映画化などもされている。
「アンネの日記」が出版されてことしで75年、この日記を題材にしたアニメ映画『 アンネ・フランクと旅する日記 』が、2022年今月 ( 3月11日 ) から公開中。
公式サイト 予告編 (動画1分46秒)