Mar
27,
2013
久々に悪戦苦闘
このWiFiは、いわゆるFREESPOTではなく、ノートPCのなどが社内で
移動作業が出来るようにするための環境設定です。
※ここのネットワーク構築は弊社ではなく他の業者
ところがWeb設定画面に入ろうとすると、妙にもたつく。
この機器はすでに何台も設定しているので、レスポンスの悪さは承知しているので
すが、それにしても遅い。
既存ネットワークに接続しても外部に繋がらず、他の機器もすべて固定IPとなって
いるので、ネットワーク内にはDHCPServerは存在しないと判断。
ルータモードで動作させるが、どうもオカシイ。
ipconfig コマンドで見ると、ディフォルトゲートウェイに複数のIPが表示されたり
されなかったり。
※そのIPは当該機器が持つディフォルトの設定値
今回はネットワークアドレスを既存の192.168.1.0 に変更したため、機器本体の残存データが残っているのかと思いながらも設定を継続。
調べると、おかしな部分が多い。
固定IPがバラバラに設定されていたり、DNSが社内DNSServerの値のみで
セカンダリーが未設定など、首をかしげる事が多い。
普通なら30分以内の作業が2時間経過しても終わらない。
これは既存のネットワークの設定の何処かに根本的な誤りがあると思いが
至り当該機器を調べたいが、あいにく情報の担当者は休職中・・・・
手探りで色々調べるうちに、無いと思っていたDHCPServerの存在が。
なんと写真のBBR-4HG(バッファロー製)のDHCPServerが動作をしていた、
それも初期値のままで!
ネットワークアドレスが変更されていたので気が付かなかったが、この機器を
設置した方は、DHCPを殺してなかった。
DHCPの設定を変更し、ブリッジモードでやっとOKに(長かった・・・)
ここで、情報担当者に聞いた過去の話を思い出した。
ここでは以前はNTTのモデム&ルータを使っていた、その当時はDHCPで
あったようだ、プリンターやServerには当然固定IPが振られている、そのネットワーアドレスは192.168.1.0。
既設のルータが故障した時に、代替えで持参したのがBBR-4HG、ところが
この機器のディフォルトネットワークアドレスは192.168.11.0
DHCPはディフォルトではイネーブル(ON)。
設置者はルータを交換した時、ネットワークアドレスの変更のみを行った。
ところがDHCP機能があるため、DHCPクライントとなるPCは異なったネットワークアドレスのIPを取得し社内ネットワークに参加出来ない、そこで窮余の策として全クライアントに固定IPを振って対応した。
設定をみるとこんな予想が成り立ちました・・・・・・・
信じがたいほどお粗末な事に散々振り回されましたが、迷惑なのは私より、こんな環境を押し付けられたお客様です、今回は時間不足でしたが、次回はキッチリ設定をやり直して快適な環境に仕上げます。
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