PSEには、大きく分けて「エンドポイント型」と「ミッドスパン型」というふたつの種類
があります。エンドポイント型は、HUBなどの機器がPSEとなっているものです。
HUBなどがPDに直接給電します。逆に、ミッドスパン型というのは、HUBなどと繋がって
いるPDとの間にPSEをかまし、LANの途中から給電を行うものです。
注意すべきポイントとして、エンドポイント型は、ケーブルの給電方法でAlternative A
でもBでも使用でき、ミッドスパン型はAlternative Bしか使用できない点です。
ミッドスパンで途中から電圧を印加することにより、信号対を流れるデータに影響を与え
ないように定められたようです。
これはPoE初期の段階で、10/100BaseTXでは使用されなかった、4/5-7/8の部分での
電力伝送の名残のように思えるのです。
もう一点、重要な部分として、Alternative Aの極性は、1/2-3/6の極性が
プラス・マイナスのもマイナス・プラスも存在することです。
しかし、PD側はどちらでも、どの極性でも受電できる仕様となっているので、
PSE選定の段階で、Alternative AかBを気にする必要はありません。
わかお かずまさ
VegaSystems
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