マイクロアグレッション

鳶口 鳶口
マイノリティに対する差別は、「差別」としての認識は広がりつつあり「差別をしていない」とするマジョリティも増えつつある。
無自覚な言動。
マジョリティにとっては何気ない一言であっても、マイノリティには相手が無意識なので差別だとも言えず「モヤモヤ」感が充満してくる。
 
どこかの首長が歴史認識を「変遷」させ、そのような事実は無かったかのようにバイアスを掛ける。
結果、鳶口が凶器になった事はかき消され、自分たちは利害関係が一致し、鳶口繫がりの「信頼」が深まっていく。
消された歴史認識により「差別」という認識を持たない人が発する何気ない一言。
それに留まらず「カバードアグレッション」というヘイトがのさばる。
 
「男女平等なんだから誰でもチャンスはあります。」
「外国人なのに日本語お上手ですね。」
前者は、女性比率が低いのは努力が足りないからだ。
後者は、外国人がは日本語出来ないと思ってる。
 
では、どうすればいい?!
 
マイノリティは、その無自覚発言の真意を状況に合わせて問いただす必要がある。相手に潜在的な差別意識を自覚させるために。
マジョリティは、教育機関等による歴史教育を含めた啓蒙活動が求められる。誰もが差別する側になりうる事を認識するために。
 
札幌大学の取り組みに見られるように、北海道でアイヌ差別が無いという若者が居なくなるようにしなければ。
 

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