宇宙兄弟 最終回&劇場版
Mar
22
少年時代、ふたりで宇宙へ行こうと誓い合った弟・ヒビトと兄・ムッタ。
その19年後の2025年――。
夢を叶えたヒビトが宇宙飛行士として脚光を浴びる一方、ムッタはまさかの無職となっていた。
そんな中、ムッタは幼い頃の誓いを思い返し、ヒビトの遥か後ろから宇宙飛行士を目指し始める。
そして、ムッタは長きにわたる選抜試験を突破し、ついにJAXA•宇宙航空研究開発機構の宇宙飛行士候補生として合格!
アメリカのNASAに渡り、希望を胸にした宇宙飛行士の卵たちと共に、過酷な合同基礎訓練に挑む…!
その頃、月面でのミッションを進めていたヒビトの身に、思いもよらぬトラブルが…!
ムッタは宇宙飛行士として採用されるのか!?
そしてヒビトの運命は!?
#99
2014年3月22日
「人生可変、約束不変」
『兄とは常に、弟の先へ行っていなければならない』
子どもの頃から、兄・六太はずっとそう思っていた。
だが、何かにつけて先へ行っていた、弟・日々人。
しかし今は、自分が日々人の先に行っているのか、後ろにいるのか、なにもわからない。それは、日々人が何も言わず、六太の前から姿を消したからだった。
日々人が心配で、訓練にも集中できない日が続く六太。
そんな様子を見かねた新田が、珍しく六太を飯に誘った。
ピザを食べながら、新田は自分の弟・カズヤの話を始める。
以前引きこもりだったカズヤは、今は外にも出られるようになり、バイトにも行くようになったらしい。さらに、ずっとやりたがっていた、宇宙関連の会社の入社試験を受け、筆記試験を通って面接まで行ったとのこと。
だが結果は、不合格だった――。
『過去に何もせず引きこもりの経験がある人間は、大事な時にまた引きこもる可能性がある』
その会社の上司数名から、そう判断されてしまったのだ。
日々人の現状と重ね、カズヤを心配する六太。しかし、カズヤは英会話の勉強をはじめ、ヒューストンで仕事を探すことに決めたらしい。六太は願った、日々人もカズヤのように前に進んで欲しい――と。
その帰り際、ようやく六太のもとに、日々人からメールが届いた。
『久しぶりムッちゃん。しばらくずっと死んでたけど。なんとか最近生き返りつつあるよ』
どうやら日々人は。今までアメリカのいたる所をブラブラと一人旅していたらしい。そして六太に、自分がNASAを去ることを明かす。
『だけど心配はいらねーよムッちゃん。宇宙飛行士を辞めるつもりはねーから』
後日――。
NASAの室長バトラーは、JAXAの星加と話し合っていた。
日々人が再び月に行けるように、星加が協力してくれていたのだ。
「なんてことはない。アストロノートからコスモノートって呼び名に変わるだけだよ――って言ってましたよ。日々人君は」
日々人はNASAを離れ、ロシアで宇宙飛行士となり、再び月を目指すことにしたようだった。
半年後――。
六太はキャプコムとして、月へ向かうビンスを送り出していた。
誰もがビンスたちの乗ったアレスワンを見上げている頃、六太の心は、日々人からあの日届いたメールの、最後の一文を思い出していた。
『月面で会おう』
六太には、いま日々人が何をしているのか、知ることはできない。
だが、六太は信じていた。
日々人も、必ずどこかで月へと近づいているはずだと――。
http://youtu.be/IHx1XoG4RzI
2人で一緒に月に立とう! そんな幼いころからの約束を守るために、果てしない夢をひたむきに追い続ける兄弟の絆――。 関連書籍を含めて累計1400万部を突破。2011年には講談社漫画賞と小学館漫画賞をW受賞という快挙を果たした『宇宙兄弟』は、兄弟として、友として、ライバルとして、ともに月を目指すムッタとヒビトの姿をまっすぐに描き、読む人すべての胸を熱くさせた。2012年より読売テレビ・日本テレビ系にてテレビアニメが放送開始。同年、小栗旬と岡田将生主演による実写映画化も大ヒットを飛ばし、男女や年齢の垣根を超えてファンを広げた。
今回のアニメーション映画は、まったく新たに書き下ろされたオリジナルストーリー。原作者の小山宙哉が雑誌「モーニング」(講談社)での連載を一時休載し、どうしても描きたかった物語として、自ら映画脚本に全力で取り組んだ!漫画でもテレビアニメでも見ることのできないストーリーでありながら、『宇宙兄弟』の本質を描く、感動のエピソードである。
劇場で初めて明かされる兄弟の“夢の原点”。テレビシリーズとは一線を画す別格のクオリティで贈る、すべての『宇宙兄弟』ファンに捧ぐ第0話だ。
さあ、テイクオフまで、いよいよ秒読み開始だ!
あれ、もう最終回??やっと観れた!!と思ったら最終回なの??
それと劇場版??劇場版を遣るの!!?
知らなかった!!!もしかして此の時間枠に『ハイキュー!!』なのかな?