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それぞれの終わりには、
必ず新しい始まりがある
『すみれ』
青山七恵:著 出版社:文藝春秋
図書室で、司書の先生が「これは?」と手渡してくれた本です。
今どきの本にいつも「?」を感じ、なかなか本の扉が開いてくれません。
題名の『すみれ』に惹かれて、表紙を開けました。
紫は、すみれの花が好きです。
あっという間・・・一気に読めました。
いちご(15歳)の藍子と父母の同級生の37歳のレミちゃんのものがたり。
そうそう、15歳って、こんな感じ・・・。
懐かしいいちごの記憶に浸りました。
ただ、これを今の15歳が読んだら、どうなのかな?
大人が振り返った時の15歳な気がします。
内容説明
「私がはじめて頭ではなく、心で書いた小説です」
そう作者が語る、今年度最高の感動作!
「一九九六年の秋から一九九七年の冬にかけて、レミちゃんはわたしたちと一緒に暮らした。」
――十五歳のわたしの家にとつぜんやってきて、一緒に棲むことになった三十七歳のレミちゃん。
むかし作家を目指していたレミちゃんには「ふつうの人と違う」ところがあった……。
季節の移り変わりとともに描かれる人の人のきずな、人間のみにくさと美しさ。
そして涙がおさえられない最後が待ち受ける。
いま筆力を最も高く評価されている、日本文学の正統な担い手による最高傑作。
内容(「BOOK」データベースより)
「あたし、当たり前の幸せなんか、いやだ…」。大人になりきれない37歳のレミちゃんともう子どもではいられない15歳の藍子。心ゆさぶる友情の物語。
表紙のブルーは、鎌倉の海だったって、最後に納得!!
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Posted at 2012-12-11 05:03
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Posted at 2012-12-12 03:17
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Posted at 2012-12-11 17:29
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Posted at 2012-12-12 03:21
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