これがe-Gov
とある調査がお役所からオフィス届いた。
いつもなら、ポイッと捨ててしまうところだけど、「○○法に定められた義務である!」とのこと。「従わないと罰金刑だぜ!」とも書いてあるので、まぁ回答をしてみるか....との事になるのでした。
「この調査はホームページからも回答できます」
とのこと。IT企業(?)の端くれとして、ここは返信用封筒を使うのではなく、電子申請でサクサクッと終わらせてしまおうぜ!っとホームページからe-Govにアクセスをしてみた次第。
「うぬぬぬ....わかんねーよ!!」
というのが第一印象。何しろ情報量が多い。ただ申請をしたいだけなのに、どこにアクセスしていいのか、さっぱり分からない。
おまけに、送付されて来た手引書には、ながながしいURLが記載されているのみ。
「こんなもん、入力できますかいな...」
と思ったが、あまりにも分からないので、長々しいURLを入力してマニュアルを参照するのでした。
「ほほーe-GovはJavaを使った仕組みなのね...苦労してそう...」
と、まさにその通りの模様。申請画面のトップに、e-Govプログラムで最新版のJavaではセキュリティエラーが表示してしまうとの事。
Javaは難しい...本当に難しいですね、Appleさんも突如無効にしたこともあったし...。
なんとかe-Gov申請プログラムをインストールし、電子申請をする環境を整える。
そこから、問い合わせ窓口に連絡する事5回。e-Govを利用する際の問い合わせ窓口は以下の、2カ所。合わせて5回の問い合わせ。
・申請自体の問い合わせ窓口
・e-Gov操作に関する問い合わせ窓口
問い合わせ内容を以下に列挙。
- 問い合わせ内容に関する問い合わせ
→これは普通、自分の当てはまるカテゴリーがよくわかりました
- 表示されるべき項目が表示されずに申請エラーとなってしまう
→Firefoxを利用している事が理由、e-GovはIEじゃないとダメとのこと
→わからんでもないけど、もっと分かりやすく書いて欲しい(警告だしてくれればなおベター)
- 申請するファイルは1つなのに2つ添付しないとエラーとなる
→驚くべき対応!「そのまま印刷して郵送してくれませんか?」
→「なんで電子申請しているんだよ!」
→それはe-Govシステム利用窓口に問い合わせして下さい
→でたー!
- e-Govシステム問い合わせ窓口にて引き続き
→それは申請内容に関する問い合わせなので、申請窓口に
→でたーたらい回しの術
→とりあえず、ダミーのファイルを添付して下さい、但し申請が受理されるかはわかりません
→なんじゃそりゃ〜〜ありえない〜〜受理されないの〜〜
→受理されるかは、調査の主管部門に問い合わせを...問い合わせ先は自分で調べてね
→申請問い合わせ窓口じゃなく、主管部門、そして自分で調べろかよ!
- ダメ元で、もう一度申請問い合わせ窓口に
→未記入の申請用紙を添付していただければ結構です
→最初からそういってくれ〜〜!!
ということで、無事に(?????)電子申請が完了したのでした。
e-Govシステムを作っているのは民間業者でしょう。でも全体の枠組みを決めているのは....。
民間のサービスで、このレベルだったらクレーム続出ではなかろうか!?是非、みんなの利便性を図るために巨額の費用を投じているのだから、しっかりと利便性を提供できるものにして欲しい。
問い合わせ対応のオペレータさんの対応からも、あまりe-Govの電子申請が利用されていない事が感じられた。基本的な事項なのに、結果的にたらい回し状態だったことからも。
今回の申請を考えれば、500%紙に書いて、郵便で投函した方が早かった。
e-Gov是非使ってみて下さい!!!運営する人も作った人もただ申請する人も!
使わないと、良いものにはなりません(でもそこでまたお金使われるのは...う〜〜〜ん)。
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