ネオンの真ん中 疎らな時刻表の数字 冷たいベンチ 指先、足先から凍る もう痛みなどない 精神が身体の嘆きを消した 今この時 朽ちる全てを許容 終わるものなら 終わってみやがれ だからって 俺は死にたい訳でもない 生にしがみつく訳でもなく 違う次元に入り込んだ そこには超越感 しかし まだ無の一歩手前に座っている この寒さでは 俺を心身ともに 凍らすことはできない やはり時化た屑な時間 とっても残念だ そこまでか、お前の冬の力は ああ、もうバスが来ちまったぜ