詩にプロポーズしたあなた でも、小説の彼を探した方が 私は良いと思います どう考えても 自分の欠けた補正には やはり詩は向いていません いつの日か偽りは剥げて 居場所がなくなってしまいます 詩の彼に拘るより あなたにとって 小説の彼となら自由でいられ ひとびとも喜ぶし 騙しているという罪悪感も 持たなくて済みますから 今は詩に夢中でしょうから 私の声も聞こえないかもしれません どこかで ふと立ち止まるような ことがありましたら ぜひ、小説を書いてみてください