落ちる連続 削る飛沫の音を斜めに 僕は横になり ひつ粒ふた粒と 顔に落ちるのを楽しみ 動けないでいます 昔の心配な匂いの記憶 癒されているような後悔が ほんのりと包み もういいのです 精一杯だった僕は冷たく アスファルトに沈み 納得の直線 銀いろの元をたどりながら 浮き上がっています 箱をおいて さよならの雲が視界を遮り 垂れた生暖かさに 幸福を重ねています そろそろですね 僕が僕でなくなる時は わかっています 肩を叩かれたのですから 初めてほんとうの ありがとうが言えそうです それでは ありがとうございました
Posted at 2018-08-08 14:16
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Posted at 2018-08-09 01:06
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