どこへ行ったの僕の雲 呼べばいつでも来てくれた 願う気持ちはいつも本気だった 僕はもう大人に成り始めているのか そんな事があるはずがないのに ……僕にある疑いが雲を遠ざける なんとなく理解し始めているんだ 風は知らない知らないと吹いて 夢でも見ていたんじゃない と、砂ぼこりは巻き上がる 自由だったのだろうか 気付かぬ毎日が その自由だったのだろうか どこへ行ったの僕の雲 呼べばいつでも連れて行った 心の青い空に今では夢の出来事になり 足は地に着いてさようならなんだね 僕の羽はもう着実な足を知ってしまった