どんよりと重たい夢を引き摺り 現実の朝に上手く戻れない どうにもならない苦しみだけが 生きていることを自覚させる 未来の不安がそうさせたと言うのか 強度な追い込みは このままではないことを知っている 時間と共にどんよりが溶け始める 自転車のスタンドが上がる音 掛け布団から出た肩の冷たさ 立ち上がる時の腰を気づかうイメージ 現実に追われた俺は この現実に救われてゆくというのか 夢の世界と現実の世界 その間の世界から抜け出して 始まろうとしているのか それとも何も無いだろう世界に近づき 終わろうとしているのだろうか 必要のなかったアラームが鳴る 動かす左手からどんよりが消えてゆく
Posted at 2019-12-06 07:49
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Posted at 2019-12-06 08:50
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Posted at 2019-12-06 23:11
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Posted at 2019-12-07 03:18
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