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Tai: Diary

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Shortie Kaught In The System

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曲もさることながら、ビデオクリップのメッセージ性が印象的で、今でも観てしまう、20年前のLord FinesseのSKITSという曲です。

日本語の歌詞は存在せず、英語の歌詞もスラングのようで、何が書いているか分かりませんでしたが、あまりに好きなので、本日、翻訳を試みました。

アメリカ社会を背景に、子供達が麻薬の売買などに関わり、身に余る大金を手にした結果、不幸な結末を迎える事が習慣化している(Shorties are caught up in the system. ここでのShortiesはティーンエイジャーを指す。)現状を憂う内容でした。

実際のところ、後進国のほうが、アメリカよりも深刻な状況である事と思いますが、'90年代の一時期、こうしたメッセージ性のある曲が大量生産されました。これらはオールド・スクール(Old School)と呼ばれ、現在、市場に生まれている曲とは大きく様子が異なるようです。その為、今、この手の曲が聴きたい場合は、昔の曲を掘り起こすしかありません。

Lord Finesseの所属する、Diggin In The Crates (DITC) というグループの名称は、その掘り起こす(Diggin)に由来し、過去のレコードから音源を選別し、新しい曲を再構築する事に長けた集団。本国よりも、海外で人気が高いようです。
#music

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