お買いもの
Dec
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特に好みの柄じゃないけど、デザインが多分UKのDesigners Republicだ。90年代、タイポグラフィの分野で目覚ましい活躍をした。多くのフォロワーを生んだ。
以前にGraphickers.comという、有名な人達のサイトがまとまって紹介されたグループ・サイトがあって、日本の細谷ゲンやタイクーン・グラフィックス、立花ハジメ、テイ・トウワ等のサイトに混じって、DRも入っていた。
http://www.thedesignersrepublic.com/
特徴として、文字同士の間隔が詰め詰めで、機械的な雰囲気がある。テイ・トウワのリミックスのアナログ・ジャケット(ドイツ盤)もDRのデザインだった。
カタカナを使った作品もある。それは意味を為さない羅列で、「形の面白さ」でデザインされている。カタカナが使われたグラフィックはここアメリカでも見かけるが、オリジナルは恐らく彼等だろう。「日本人には出来ないデザイン」とは評論家の言。
けれど1920年代の、タイポグラフィにおけるバウハウスの思想はそういうものだったんじゃないかと思う。意味よりも配列ありき。