ソース:http://ja.wikipedia.org/wiki/ア・トライブ・コールド・クエスト
ア・トライブ・コールド・クエスト(A Tribe Called Quest)は、アメリカのヒップホップグループ。1988年に結成され、5枚のアルバムを発表した後、1998年に解散。初期の3枚のアルバムは特に高い評価を受け、デ・ラ・ソウル並んで「ネイティブ・タン(Native Tongues)」の中核グループのひとつであった。その後、2006年に再結成され現在も活動中。
1988年、MCのQティップ(グループ結成前は、MC Love Childと名乗っていた)とDJのアリ・シャヒードのデュオに、ファイフ・ドーグとジェロビが加わり結成。ジャングル・ブラザーズやDJレッドアラートの後押しを受け、1989年にシングル"Description Of A Fool"でデビュー。
翌1990年に1stアルバム"People's Instinctive Travels"を発表。サンプリングにキャノンボール・アダレイやロイ・エアーズの素材を用いるなど、ジャズの要素を絡めた作品になっている。一部の批評家からは「踊れないアルバム」などと酷評されたが、3枚目のシングル"Can I KIck It?"がナイキのCMに使われたことから、徐々に人気が高まる。
続く、1991年の"The Low End Theory"は、ジャズ・ベーシストのロン・カーターを迎えて制作され、さらにジャズに影響されたサウンドを展開した。"Jazz (We've Got)"などの曲を含む本作は、前作から一転して評論家の賛辞を受け、商業的にも成功した。