遅めの夕食は惣菜おでん🍢をアテに鷹勇の生貯蔵酒小瓶で。やはり吟醸の方がいいかなぁ、などと思いつつ、ふとテレビをつけると金スマで著書が話題になっているせいやが出ていた。
その著書のタイトルは「人生を変えたコント」。
(ネタバレ注意)この実話が再現された映像が流れる。壮絶な体験。これは稀なケースではなく、誰にでも起こり得るものと語る。注目すべきは、ストレスで円形脱毛症になっても「自分はいじめられているのではない」と認めず耐え続けたこと。普段笑顔しか見せない母親の涙が著者の覚悟を促す。
学校に行かなくてもいいよ、と言う言葉に従う選択肢もあったのに取らなかった。
希望という言葉を胸に、あるチャンスを逃さず掴んだ結果、いじめを乗り越えて行く話。
これは学校に通う若者のみならず、その要素は社会一般的にも(心理的に)あり得るのではないだろうか、などと思う。クラス全体をコントの力でいじめた側以外をほぼ味方につけ、文化祭の劇で優勝を勝ち取る。いじめた側の悪あがきの対応も鮮やか。途中でクラスの有志から摘み出されることに。
結果はハッピーエンドだが、渦中は恐らく命懸けの辛さだったかもしれない。こんな経験、でもこれが「生きる」ということかもしれない。
この本が必要な人に届くことを期待。
私もポチっとしようかと(^^)。