ふぁっしょん
Oct
9
Free Shipping(送料無料)に惹かれて、オンラインで買いものをした。クリックしてから、じわじわと感激。届くのが楽しみだわーい。
服を購入する時には、似合うか似合わないか、そもそもわたしのような年齢に合うものなのかどうなのか?そういったことを悶々と悩む。試着する場合、着心地などは自分でわかるものだ。が、しかし、果たしてそれが似合っているのか?というのはわからない。店員さんは似合わない、とは到底言わないだろうから。
自分の服なんだから自分で決めろよ!とも思うのだが、まぁ仕方がない。これはもう随分前から変わらないし、これからもきっと変わらないだろう。世間の女性たちが自身の服を自ら選択して買うことを、わたしは心から尊敬する。
服を買うとき頼りになるのがわたしの場合「娘」である。彼女なら本音を言ってくれる。「ん〜それはちょっと無理があるかな」「その丈よりちょっと短い方が良いと思う」「いいと思うけど、色はこっちの方がいいかも」などなど。それに、良くないことだけではなく、わたしが決めかねているときには後押しもしてくれる。
ということで、先ほどの購入も娘に手伝ってもらった。オンラインで見てもらって、どうよ?どう思うよ?
結果、彼女からのお墨付きをいただき、安心してクリックした、というワケである。
服を見立ててもらってから、もしかして彼女も欲しい商品があるかな?と思い、ついでにオーダーしちゃるぞーと言ってみた。「えー!いいの?よっしゃ!」娘は喜んでそのwebをひとしきり見ていた。
が、しばらくして、「残念ながら、ピピッと来るものがありませんでした、、、」と言う。えー残念。なんでー?
でもなんとなく、そうなるような気がした。日本で仕事している彼女にとって、こちらの服のデザインは、「今ひとつ」fitしないのだ、日本社会において。それは、よーくわかる。
日本に帰国すると、女性たちのファッションにほぉ〜!と感嘆する。いや〜皆さん小綺麗にしていますな。っても、これは都会(東京)での話だけど(わたしの田舎(島)では当てはまらない)。
東京で街へ出かけると、日本の「流行」が見えてくる。この現象は本当に不思議なものだ。毎夏に帰国しているのだが、毎夏、変化している。それは皆が似たようなものを着ているからなのだけれど、そこに住んでいると、そのようなことには無感覚になってしまうものでもあるらしい。実際、姪のnちゃんにそのことを具体例を示しながら言ってみたら、彼女は「あーーー本当だ!!」と、驚いていた。ちなみに彼女は流行ものに捉われない、独自のファッション感覚の持ち主である。
娘はその流行を横目に、多少は取り入れても「あからさま」にならないようにしている、と言う。彼女の場合、「すぐに廃れるからさー」なるほど、それもまた賢い。
そのように流行に惑わされないようにしている娘であっても、この国の服を日本社会で着るとどうしても「浮いて」しまうのだそう。わたしのような、一時的な滞在とは違い、そこで暮らし、仕事をしているから。
そしてわたしの場合はその逆だ。
この夏、娘と一緒に東京で服を買わなくっちゃ!と、意気揚々と出かけた。買う気、満々だった。
なのに、これ!といったものが見つからない。加えて、色々なお店を見れば見るほど、似たような服ばかりで、どれがどれだかわからなくなってしまった。あ、良いな、と思っても、次から次へと同じようなものを手にすると、だんだんどうでも良くなってしまうのだった。
それと、この国で、その服を着ている自分を想像すると、「いやこれはおかしいでしょ!」と感じてしまうものばかり。なぜに???
そういうワケで、結局、一着も(!)購入しなかった。いや、出来なかった。
補習校で2学期が始まったばかりのとき、ある保護者さんに声をかけられた。「m先生、その服はどこで買ったんですか?日本でですか?」
いや、違います、こっちでです。
そんな話をしながら、最近は日本で売ってる服はちょっとどうなのかな、、という気持ちが強くなっちゃって、、、と話すと、その方(永住組)もまた、「わかります〜!!」と強く頷いていた。うーむ。わたしたちは少しずつアメ人化しているのか?
以前、何かの雑誌かオンラインの記事だかでこんなことが書かれていた。
その女性はフランス在住のファッションライターだったのだが、「街中にいるとアメリカからの観光客は一目でわかる」というものだった。「格好がね、フランス人とは全く違うから。ショートパンツにスニーカーの人たちは100%アメリカ人よね」
そのライターがフランス人だったのかはたまたフランス在住のアメ人だったのか?記憶が曖昧だ。
アメ人、馬鹿にされてる感じ。
でも、それもわかるような気がする。以前、義母がヨーロッパ旅行へ行った時の写真は、見事にそれだった。
わたしはこの先、どんな風になるんだろ?
変な話だが、娘には「もしあなたから見たわたしが途轍もなく変な格好してたら、直してね!!」と、随分前に、伝えている。
しかし、こんなことを今のうちから言ってること自体、問題なのかもしれない。
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Posted at 2017-10-09 09:28
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Posted at 2017-10-10 14:01
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