ホスティング事業について
ファーストサーバさんの大規模障害から色々な情報が色々なメディアから流れて色々な論議がされています。ユーザーの皆様がより多くの知識を持つことは良いことではないでしょうか。しかし、本当に正しい知識・情報が流れているのかというと疑問点も無いわけではありません。特に専門家・評論家と言われる方々のお話の中には「後になって言っても意味が無いでしょう。」と思うことが少なくありません。
ホスティング事業は、非常に参入がやさしい事業なのです。特に回線事情・電気事情(原発の件は別にして)の良い日本では、安価に光回線を倉庫に引きこんでそこにサーバーを何台か置いてそれをデータセンターと称することもできます。また、そのセンターを使ったサービスをクラウドと呼ぶこともできるのです。しかし、大規模ホスティングサービスになるとそういうわけにはゆきません。そういう会社がガレージサービスのような事業と価格競争をすることになるのですから、コストを下げる必要があります。
コストを下げる場合2つ方法があります。サービスレベルを下げてコストを軽減する方法は簡単です。しかし、サービスレベルを下げること無くコストを下げるとなるとこれは大変です。例えば、外からソフトウェアのラインセンスを買ってくるのではなく自社でソフトウェアを開発することでコストを抑えるという方法があります。こうなってくるとホスティング会社はホスティング会社ではなくソフトウェア開発会社になってきます。
我々はソフトウェア開発会社として他社にはない経費削減で市場競争力を保って来ました。セキュリティも他社とは違った考えを持っていると思います。この違いが我々の強みなのですが、お客様のセキュリティに関するご質問があれば競合他社であっても運営に情報はシェアさせて頂きます。(弊社のセキュリティ・ならびにお客様の情報公開はありえません。)ホスティング業界は生き馬の目を抜くような戦いをしている市場ではありますが、お客様の保護・安全の確保はホスティング会社1社で持つことでは無いと考えています。情報の交換ですこしでもお客様のセキュリティが向上すれば良いと考えています。お客様の安全を保護した上で戦争はすれば良いと思います。
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