BGP4 が動かない

BGP4 という言葉を聞いたことはみなさん余り無いと思います。Border Gateway Protocol IPv4 を省略して BGP4 と言います。これは複数のインターネット回線を引き入れたセータセンターなどで使うルータの設定で、例えば A 社と B 社の回線を引き入れて、A 社の回線に支障が発生した場合、自動的に A 社を使っていたユーザーが B 社に切り替わるというものです。これによって冗長化を行ない回線のダウンによる影響が出ない様にするというというものです。

実は今日 PSP データセンターに入っている３回線の１つに障害がはっせいしました。そのため PSP ではその回線を使用しないようにして、他の回線にロードを移管しました。ただ、支障があった回線会社は他の会社にルーティングすべきなのですが、そのルーティング行われないという障害が発生しました。これによって支障が発生した回線をお使いだったユーザー様が誰も PSP のサーバーにアクセス出来ないという問題に発展しました。

PSP の設定した BGP4 は正常に稼働していましたが、回線会社のルーティング設定（実際はルータの故障）で正常なルーティングができなくなっていました。こういう問題もあるのですね。現在回線は開通したようですが、今でも BGP4 をこの回線会社が正常にサポートしているかは不明です。

この回線、数日前にも５分ほどの障害がありました。ハインリッヒの法則ですね。かならず大きな問題の前には予告があるようです。

やっぱりトラブルでしたか。貴社関係のサーバーへのアクセスが当社ユーザーも含め一時全くできなくなったのですが前ぶれも無く止まるはずもないのにおかしいなと思っていました。今は、問題ないです。

日本最大の回線会社（電話会社）のかなり上層部の機材が壊れたようです。今多分代替機を使っているのだと思います。ルーティングスピードが若干遅くなっています。

このような知識は全くの門外漢ですが、何事についても、「前には予告」の言葉は納得です。製造現場でも、重大クレームが発生の前に見過ごされる小さな生涯が多発しています。男女間でも同じですね(^O^) 身にしみて体感しています。

事故が起こることはしかたありません。そういうことは起こりますから。ただ、起こった時のおちついた対応ができるように普段から備えるべきでしょう。