PSPINC代表　内倉憲一の公式ブログ

全くもって日本企業や政府はパブリックリレーションズを理解していません。内閣にしても原子力安全保安員にしても東電にしてもプロの広報担当者を雇って記者会見させるべきだと思います。

以前Firestoneのタイヤを付けたFordの車が事故を多発した際、Fordのマスコミ対応は適切だったのに対しFirestoneの親会社であるブリジストンは日本人の責任者が対応したため、如何にもFirestoneに非があるという世論が形成されました。

ほとぼりが冷めた後になってFordの設計に問題があったことが証明されましたが、後の祭りで多くのアメリカ人はFirestoneが悪かったというイメージを持ちました。

今の日本の対応は典型的な日本人の対応です。これでは世間は許してくれません。

PR をコマーシャルだと思っている人がほとんどですよね。

20年以上前に内倉さんと一緒に参加したセミナーでも強調していましたよね。何を言ったかよりも、どのように言ったかが重要だと。

今まで受けたビジネスアドバイス中で一番役にたっています。

こういう状況になると大本営発表になるのが日本ですね。
戦前戦中と何も変わってないですね・・・。

日本人の体質化と思思われますが、
それではもう世界に通用しなくなってるんですね・・・。
なかなか脱却できないですね・・・。

同じことを言うにも言い方があります。それを理解しないと必要以上のダメージを与えることになります。

世界が同情している間に PR をしないと、日本は世界を敵に回します。