内倉のニュースレター Vol. 67
Mar
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日本では、「参加することに意義がある」とさまざまな活動でよく耳にします。 特にオリンピックのようなイベントでは、人々は勝つかどうかにかかわらず最善を尽くすように教えられています。 運動会のような日本の子どもたちの活動では、誰が勝ち、負けたかを最近は判定しないそうです。 彼らは皆、参加することを応援しています。これは、子供たちに敗者がいないことを教え、参加すること自体に意味があると強調するためだと思います。
馬鹿か。 人生・社会は公平ではありません。 勝者と敗者、そして多くの人々が真ん中にいます。 勝つ必要はないと教えることは、人々がより良くなろうとしないように求めることを意味します。 残念ながら、人生はそれほど公平ではありません。 最善を尽くしても、先に進めるという保証はありません。 ただ努力なしでは絶対に勝者にはなれません。頑張れば頑張らない人より勝者になるチャンスが少し高くなるというだけのことなのです。
経済が成長すれば、ハードルも上昇していきます。 それは、今まで十分だと思っていたことが、もはや十分ではないことを意味します。 あなたは今までよりも頑張って、それでやっと取り残されないという厳しい時代なのです。参加だけではもう十分ではありません。負けは負け、それを屈辱と思えば次に頑張れるのではないでしょうか。褒められないと頑張れない人は勝者には向かないと思います。匠は普通の人が一生トライする数よりも多くの失敗をしてきた人なのです。
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代表取締役社長
内倉憲一(うちくらけんいち)
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