( 2016-03-31 00:46 に投稿された記事の復元です @ 2016.08.29) AFC 正直村のまぐろフレーク油漬 まぐろ油漬けフレーク・普及品 ☆コメント 健康食品・サプリメントを主とするAFCが、自社名義で販売するツナ缶。 油は菜種油ベースで紅花油を付加している。付加の比率は不明だが、説明書きや価格、口当たりから菜種油が器材になっているようだ。塩は沖縄シママースで、メキシコ等の原材料塩から製造されている。 伊藤食品がOEM製造している。かもめ屋も自社開発→伊藤食品によるOEM製造であるため、伊藤食品と健康志向ツナ缶は切っても切り離せない存在だろうか。 原材料にまぐろ銘柄は特定されていなかったが、きはだまぐろの油漬だった。 開けた印象だが、かたまりから手でほぐしたフレークのような細かさとかたまりの多さが特徴。伊藤食品の美味しいツナより上等である。 味も悪くない。国産ツナ缶の平均点程度だろうか…… しかし、食塩相当量1.3gというのは多すぎる。70g換算しても1.0gあって、他社より明らかに多い。 普通でないツナ缶を求める求道者には勧める余地があるが、一般の人にはやや勧めにくい。 なんともミスマッチなツナ缶である。 健康食品の企業が、健康食品を求める消費者が好みそうな減塩低塩という嗜好をすっとばして塩分たっぷりのツナ缶をつくり、自社販売網で売る。健康志向であればあるほど原材料や栄養価を気にするのに、だ。 このツナ缶で健康志向をうたうのであれば「安全安心」よりは「しっかり下味がついているので、まずはそのままサラダなどにあえるのがおすすめです」という設計思想が一致する食べ方を提案するほうが良いのではないだろうか。 また、遠く離れた和歌山のスーパー(ヒダカヤ)で手に入れた個体と、AFC本社の直売所で手に入れた個体の賞味期限がまったく同じだったことも、特筆しておきたい。 ☆各種評価 ・グレード ★★★☆☆ ・価格 ★★★★☆ #216円/個 ・味覚評価 ★★★☆☆ #塩分過多 ・入手性 ★☆☆☆☆ #AFCブランドショップ限定? ・原産国 国産 ☆スペック 内容量 85g 249kcal/缶 食塩相当量1.3g 原材料 まぐろ、植物油、野菜エキス、食塩 JAN:4896451922497 製造固有記号ITO 販売者 株式会社エーエフシー(静岡県静岡市駿河区豊田2-4-3) 製品ページ Tuna canning review No.28