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ツナ缶レビュー zu-mix3.0

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■初めての方は、国産ツナ缶の面白いとこをつまみ食いできる「めずらしいツナ缶」から読むと楽しいと思います。



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 ごあんない
 このブログでは、ツナ缶(まぐろ・かつおの油漬け、味付け等)やその関連商品に対する筆者目線のレビュー、解説を掲載しています。
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 ・自家通販はじめました。コミケで頒布したツナ缶解説本のほか、アイコンの女の子にゃがいさんのグッズもあります。

JF福島漁連 福島・海の宝を食べたレビュー

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"太平洋北部海域で第1寿和丸が... "太平洋北部海域で第1寿和丸が漁獲し、小名浜港に水揚げされたカツオを原料としています"


JF福島漁連 福島・海の宝
かつお油漬フレーク・普及品

 

風評被害払しょくのために生まれ、復興の象徴に育ったツナ缶


 最初に、筆者は福島びいきで酪王カフェオレを定常的に摂取する福島ファンであることを示しておきたい。本節はポジショントークになってる。
 2011年に東日本大震災で起こった原発事故により、福島の第一次産業が大打撃を受けた。カツオの水揚げ集積地として知られていたいわき市小名浜港も同じで、発災直後から当面の間沖合での漁業を自粛することになる。
 その後、県を挙げてモニタリング調査が継続しておこなわれ、沿岸・沖合で獲れた魚介類の線量を追跡した。その結果、秋ごろまでに大方の魚(カツオやサンマも含まれる)で生物濃縮が起こらず測定限界未満となっていることがわかり、幾つかあった線量が国の示すガイドラインを超えた魚も13年頃までに測定限界未満に至っている。
 名実ともに「風評被害」を受けたのがカツオである。水揚げ地の小名浜港から500km以上離れている海で漁獲されていて、発災直後のモニタリング調査においても測定限界未満(<10Bq/kg)だったのにかかわらず、「福島で水揚げされたこと」を理由に市場では捨て値で取引されてしまった。
 しかし、農業漁業ともに生産者・販売者がたゆまぬ努力を続け、一歩ずつ歩み続けた。現在は首都圏イオンで福島の鮮魚を継続的に販売する(PDF)など、市場での受け入れ、消費者の意識ともに風評被害の払しょくへ仕上げに入ろうとしている。
 その「意識の復興」の象徴はサンマであり、モモであり、もっとも離れた場所でで最大限の風評被害を負ったカツオである──筆者は思っている。
 
 筆者の記憶する限り、本品は2013年頃から宮城・福島のイオンの一部で試験的に販売されていたと推測する。そのころに船岡(宮城県南部、白石のちょっと北)のイオンで見かけ、ごく少数を購入していた。その後2018年夏まで製品を見なかった。
 現在ではいわき小名浜のイオンスタイル(福島県産商品売り場)に並んでいるほか、JF福島漁連でも直売を行っている。後者で直接買い付けるほうが数十~百円ほど安価。
 そして、2013年の発売から1年半ちょっとで42万缶ほど販売したらしい。月換算2万缶ってけっこう大きい数字なのに、当時見つけた人のブログ記事とか出てこなかったのは不思議だ……

 パッケージも「安心・安全・美味しいね!」と小名浜水揚げカツオの安全性を大々的にかたる文字があしらわれてる他、缶胴はいわきをイメージしたフラガールが描かれている。
 発売当初の個体は三洋食品石巻工場(YSSK2)製造だったが、本個体は三洋食品の製造だ。今どきちょっと珍しいP4号缶の80g入り。2017.11製造。

☆缶を開けたところ


  
 身はやや大きい。非常に細かい身の多いかつお油漬缶(普及品)に属しながら、きはだ油漬(普及品)クラスのサイズにまとまっているのが特徴か。
 一般的なスペックが示す通り、下味も一般的。やや塩気が強いことを除けば、普遍的な味のツナ缶となっている。
 
 国産カツオ油漬缶としてバランスの良い仕上がりとなっていて、特に違和感なく使用できる。
 箱入り3缶・箱入り9缶での販売なので、ちょっとした折のあいさつ回りにも重宝するかもしれない。


☆各種評価
・グレード ★★★☆☆ 3.3
・価格   ★★★☆☆ 2.9 #144円/個
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.8 #お値段以上
・入手性  ★☆☆☆☆1.2 #一部イオンか、JF福島に電話して通販
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g
224kcal/缶 食塩相当量0.4g
原材料 かつお(小名浜港水揚げ)、大豆サラダ油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4582438030010 製造固有記号YSSK
販売者 福島漁業協同組合連合会(福島県いわき市中央台飯野4-3-1) [PDF]製品ページ
(製造所 三洋食品株式会社(静岡県焼津市焼津5-7-3)
Tuna canning review No.113

■参考資料
・[PDF]「復活した“常磐もの”を全国に先駆けてお届け!6月より、『福島鮮魚便』コーナーを東京・埼玉の「イオン」限定5店舗で展開」福島県、JF福島、イオンリテール 2018.5
https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/269978.pdf
・[PDF]「福島県の水産物の現況と課題・取組について」全国漁業協同組合連合会 2014.9
http://www.maff.go.jp/kanto/syo_an/seikatsu/iken/pdf/h260919tokyoshiryou2.pdf
・「福島・小名浜港に水揚げされた初ガツオ 築地市場で値段がつかない風評被害の深刻」ダイヤモンド 2012.6
https://diamond.jp/articles/-/19388
#かつお #油漬 #三洋食品 #めずらしいツナ缶

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